JR九州(九州旅客鉄道株式会社)IPOは、以前から10月25日の新規上場を目指していると報じられていましたが、どうやら想定価格は3,000円前後になりそうな気配です。
追記:JR九州(九州旅客鉄道)IPOの新規上場が正式に決定しました。⇒(九州旅客鉄道(JR九州)IPO(9142)の新規上場を承認)
10月25日の株式上場を目指しているJR九州が、発行済み株式を1株につき500株に分割したことがわかった。分割で1株あたりの価格を下げることで、地域の個人投資家にも買ってもらいやすくする狙いがある。
発行済み株式総数は32万株だった。JR九州は8月17日を基準日に定め、翌18日に株式を分割。その結果、株式総数は1億6千万株になった。全株式を持つ鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、上場時に一括で売却する。
上場時の時価総額は5千億円規模になるとみられている。その場合、分割前なら1株あたり約150万円だが、分割したことで3千円程度に下がる。
東京証券取引所は新規上場会社に対し、100株単位での取引を求めているため、実際は30万円ほどでの取引になるとみられる。
JR九州IPOは、報道通りなら明日(15日)新規承認される予定なので、明日の夕方には詳細なスケジュールや正確な想定価格などが判明しそうです。
ちなみに、現時点で分かっているJR九州IPOの主幹事証券は以下の通りです。
主幹事証券 | 野村証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 |
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JR九州IPOは、規模が大きいために当選枚数も多く、通常のIPOよりは当選しやすくなると思いますので、主幹事証券は絶対に押さえておきたいですね。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事のIPOでは、カブドットコム証券が委託幹事入りする可能性が高く、その場合は穴場となりますので要チェックです。
JR九州のような大型IPOでは、申し込める証券会社が多いほど、複数当選の可能性が高まりますので、今のうちに証券口座を増やして新規上場に備えましょう。