ジェイ・エス・ビー(3480)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末(6月30日)から始まります。ジェイ・エス・ビーIPOは、東証2部案件ということもあって、注目度はあまり高くなさそうです。
また、やや値がさな点も気になりますが、事業内容や業績は堅実そうなので、個人的にはそれほど悪くない銘柄だと感じています。
ジェイ・エス・ビー(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ジェイ・エス・ビー |
コード | 3480 |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 いちよし証券 エイチ・エス証券 エース証券 SMBC日興証券 岡三証券 西村証券 カブドットコム証券 ライブスター証券 |
上場日 | 7月20日 |
仮条件決定日 | 6月28日(3,100円~3,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月30日から7月6日まで |
公開価格決定日 | 7月7日(3,200円に決定) |
申込期間 | 7月11日から7月14日まで |
公募 | 333,500株 |
売出し | 117,200株 |
OA | 67,600株 |
吸収金額 | 16.1億円 |
想定価格 | 3,100円 |
初値価格 | 4,280円 |
ジェイ・エス・ビーIPOの事業内容
ジェイ・エス・ビーは、不動産賃貸管理事業を中心に、不動産販売事業、高齢者住宅事業及び学生支援サービスや日本語学校事業などを行っています。
ちなみに、ジェイ・エス・ビーは平成29年4月現在で全国に68店舗を展開しており、60,154戸/1,584棟のマンションを運営及び管理しています。
不動産賃貸管理事業では、主にジェイ・エス・ビーのオリジナル仕様の学生マンション等を不動産オーナーに企画提案し、建物が竣工した後に一括借上を行い、オーナーに対する家賃保証を行ったうえで、学生等の入居者に転貸しています。
不動産販売事業では、販売用不動産として取得した土地、マンション、商業ビル等の売却を行っていますが、新規不動産の取得は控えているようです。
高齢者住宅事業では、不動産オーナーに対してサービス付き高齢者向け住宅による不動産の活用を企画提案し、竣工後の運営業務を受託しています。また、訪問介護、通所介護、居宅介護支援などの介護サービス事業も行っています。
ジェイ・エス・ビーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ジェイ・エス・ビーの売上高は堅調に推移しており、利益も順調に伸びているので、業績は好調そうです。
ジェイ・エス・ビーのIPO評価
ジェイ・エス・ビーは、IPOで人気になりにくい事業内容で、上場市場も東証2部のため、高い初値は期待出来そうにありません。
ただ、ジェイ・エス・ビーは全体的に堅実な印象で、高齢者向け住宅や介護といったテーマ性もあるため、長い目で見れば面白そうな銘柄だと思います。
よって、ジェイ・エス・ビーのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ジェイ・エス・ビーIPOは、公開価格を少し上回ったところで初値形成すると予想していますが、ややリスクもあると考えています。
ジェイ・エス・ビーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ジェイ・エス・ビーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに申し込もうと思っています。ただ、初値売りで利益を得るというよりは、しばらく保有しても良いというスタンスで参加するつもりです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB検討中 |
エイチ・エス証券 | BB検討中 |
エース証券 | 口座なし |
SMBC日興証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB検討中 |
西村証券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | BB参加 |
ライブスター証券 | BB参加 |
主幹事が三菱UFJモルガン・スタンレー証券なので、同グループのカブドットコム証券が穴場になるかもしれませんね。
また、IPOの取扱いが徐々に増えているライブスター証券も委託幹事に決まったので注目です。
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