霞ヶ関キャピタル(3498)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末の11月9日から始まります。11月は、霞ヶ関キャピタルとアクセスグループ・ホールディングスの2社しかIPOがないため、必然的に注目度も高まりそうです。
また、霞ヶ関キャピタルはアクセスグループ・ホールディングスから約3週間空けての新規上場で規模も小さいため、需給面でも人気を集めると思います。
霞ヶ関キャピタル(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 霞ヶ関キャピタル |
コード | 3498 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 |
上場日 | 11月28日 |
仮条件決定日 | 11月7日(3,000円~3,240円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月9日から11月15日まで |
公開価格決定日 | 11月16日(3,240円に決定) |
申込期間 | 11月19日から11月22日まで |
公募 | 135,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 20,000株 |
吸収金額 | 5.7億円 |
時価総額 | 49.2億円 |
想定価格 | 3,660円→公開価格:3,240円 |
初値価格 | 初値決定後に追記 |
霞ヶ関キャピタルIPOの事業内容
霞ヶ関キャピタルは、東日本大震災で被災したショッピングセンターフォルテの取得及び再生を目的とした合同会社として事業を開始した後、2015年に合同会社から株式会社へ改組し、商号も現在の霞ヶ関キャピタル株式会社に変更して今に至っています。
霞ヶ関キャピタルは、「環境・エコロジー」「ライフスタイル」「地方創生」の3つの事業領域において、自然エネルギー事業、不動産コンサルティング事業、ショッピングセンター事業を展開しています。
自然エネルギー事業では、太陽光発電等の施設の開発及び販売や、電気事業者への売電を行っています。
不動産コンサルティング事業では、収益不動産(アパート・ホテル・旅館等)の開発や資産運用コンサルティングに着手しつつ、成長性や社会的意義の観点から、インバウンド需要の増加にも着目し、宿泊施設の開発、コンバージョン、リノベーション、リーシング等を実施することで、収益改善、資産価値の向上のための施策を立案・実践しています。
ショッピングセンター事業では、地域コミュニティにおける生活基盤としての役割を担い、地域のお客様が利用しやすい魅力ある施設をつくるため、日常生活に密着した質の高いテナントを誘致し、施設の集客力を高めています。
霞ヶ関キャピタルIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
霞ヶ関キャピタルIPOの業績は急激に伸びているので、今後も期待できそうですね。
霞ヶ関キャピタルのIPO評価
霞ヶ関キャピタルは規模(吸収金額5.7億円)が小さくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も少ないので人気化しそうです。
ただ、太陽光発電はピークアウトした感があり、不動産事業も様々な融資トラブルによってイメージが悪化しているので、事業自体はやや魅力に乏しい印象を受けます。
よって、霞ヶ関キャピタルのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。霞ヶ関キャピタルIPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
霞ヶ関キャピタルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
霞ヶ関キャピタルIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。霞ヶ関キャピタルIPOは、主幹事のみずほ証券をはじめ、全ての幹事証券に申し込んで当選を狙いたいと思います。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
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