KHC(1451)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月1日からスタートします。KHCは、IPOで人気になりにくい東証2部への新規上場なので、あまり注目されていないようです。
また、KHCはミンカブ・ジ・インフォノイドとコプロ・ホールディングスとの3社同時上場なので、資金分散の影響も気になりますね。
KHC(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | KHC |
コード | 1451 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 藍澤證券 カブドットコム証券 |
上場日 | 3月19日 |
仮条件決定日 | 2月27日(800円~850円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月1日から3月7日まで |
公開価格決定日 | 3月8日(850円に決定) |
申込期間 | 3月11日から3月14日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 1,334,000株 |
OA | 230,000株 |
吸収金額 | 15億円 |
時価総額 | 33.2億円 |
想定価格 | 850円→公開価格:850円 |
初値価格 | 832円 |
KHC(1451)IPOの事業内容
KHCグループは、KHC及び連結子会社5社(株式会社勝美住宅、住宅の横綱大和建設株式会社、株式会社明石住建、パル建設株式会社、株式会社Labo)で構成されており、持株会社として自社グループの経営管理及びそれに関連する業務を行っています。
また、連結子会社5社は大阪・神戸のベッドタウンである兵庫県播磨地域を中心に、経営戦略として掲げているマルチブランド戦略に基づき、各社のブランドによる住宅請負をメインとした事業を展開しています。
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KHCは、顧客が求めるライフスタイルや、感性および価値観並びに建物の性能に至るまで、こだわりを持った企画・提案を行うとともに、グループとしての強みを活かした多方面からのプロモーションを実施することで、幅広い顧客層からの集客を確保しています。
KHC(1451)IPOの業績
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KHC(1451)IPOの業績は、概ね堅調に推移していますが、頭打ちといった印象も受けますね。
KHCのIPO評価
KHCは、東証2部というだけでなく、親子上場(日本アジアグループ株式会社の子会社)なので、人気になりにくい印象です。
また、兵庫県播磨地域を中心とした不動産事業も地味なので、注目度も低いと思います。さらに、売出株(1,334,000株)の多さも懸念材料です。
よって、KHCのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。KHC(1451)IPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
KHC(1451)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
KHC(1451)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込もうと思います。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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