きずなホールディングス(7086)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の2月18日から始まります。きずなホールディングスは、家族葬を中心とした葬儀関連事業を展開していることで関心を集めているようです。
ただ、きずなホールディングスはウイルテックとの同時上場になるので、資金分散の影響を受けるかもしれませんね。
きずなホールディングス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | きずなホールディングス |
コード | 7086 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 いちよし証券 |
上場日 | 3月6日 |
仮条件決定日 | 2月14日(2,200円~2,320円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月18日から2月25日まで |
公開価格決定日 | 2月26日(2,320円に決定) |
申込期間 | 2月27日から3月3日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 1,697,200株 |
OA | 262,000株 |
吸収金額 | 44.2億円 |
時価総額 | 75.8億円 |
想定価格 | 2,200円→公開価格:2,320円 |
初値価格 | 2,220円 |
きずなホールディングスIPOの事業内容
きずなホールディングスは葬儀施行業として、「家族葬のファミーユ」ブランドを中心に「弔家の灯(とむりえのひ)」や「イマージュ」など、地域特性や顧客認知度を考慮しながら複数のブランドを展開しています。
また、きずなホールディングスはネット集客業として、インターネットを使ったプロモーションによって依頼を受けた葬儀施行を提携葬儀社及び代理店に仲介しています。
きずなホールディングスIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
きずなホールディングスは2019年12月31日時点において、葬儀施行業は9都道府県、ネット集客業は29道府県、合わせて全国33都道府県(重複含む)で葬儀を提供しています。
IPOによる手取金の使途
- 連結子会社である株式会社家族葬ファミーユへの投融資資金(出店を予定している11ホールのうち2ホールの新規出店に係る費用)
きずなホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
きずなホールディングスIPOの業績は、概ね堅調に推移していて、特に問題なさそうです。
きずなホールディングスのIPO評価
きずなホールディングスはウイルテックとの同時上場で、規模(吸収金額44.2億円)もそれなりにあるため、需給面に不安があります。
また、きずなホールディングスは売出株(1,697,200株)とVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多い点でも警戒されると思います。
ただ、家族葬はこれからもニーズが高まりそうなので、不透明な業界慣行を打破しようとしている点でも一定の評価を得られるかもしれません。
よって、きずなホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。きずなホールディングスIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
きずなホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
きずなホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券は落選すればIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
楽天証券 | BB検討中 |
丸三証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB検討中 |
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