串カツ田中(3547)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月30日(9月5日まで)から開始されます。
串カツ田中は、関東圏を中心に120店舗(関東圏は103店舗)を展開しており、知名度の高さから注目されているIPO銘柄です。
串カツ田中(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 串カツ田中 |
コード | 3547 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 いちよし証券 SMBCフレンド証券 SMBC日興証券 丸三証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 楽天証券 |
上場日 | 9月14日 |
仮条件決定日 | 8月29日(3,610円~3,900円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月30日から9月5日まで |
公開価格決定日 | 9月6日(3,900円に決定) |
申込期間 | 9月7日から9月12日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 112,500株 |
OA | 54,300株 |
吸収金額 | 15億円 |
想定価格 | 3,610円 |
串カツ田中IPOの事業内容
串カツ田中は、大阪の伝統的なB級グルメである「串カツ」を、日本を代表する食文化とすることを目指しながら、全国規模で飲食業を展開している企業です。
串カツ田中は、串カツのルールである「ソースの二度づけ禁止」をはじめ、大阪伝統の味や大阪の食文化を提供しながら、お客様に永く愛される店作りを目指しています。
串カツ田中は、全国1,000店体制の構築を目標としているので、今後も事業の拡大が見込めそうですね。
串カツ田中IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
串カツ田中IPOの業績は堅調に推移しており、2016年11月期も増収増益の見通しなので、特に問題無さそうです。
串カツ田中のIPOを評価
串カツ田中IPOは、吸収金額が15億円(想定価格ベース)とそこそこの規模ですが、想定価格が3,610円と高めなので、当選枚数はそれほど多くありません。
ただ、串カツ田中IPOは、カナミックネットワークIPOとデジタルアイデンティティIPOとの同時上場で、その中では一番評価が低そうです。
なので、串カツ田中IPOは3社同時上場による資金分散と、外食関連はIPO的に人気化しずらい点が懸念材料です。しかし、既に株主優待が設定されていることはプラス要素ですね。⇒(串カツ田中IPOは株主優待を設定済み)
よって、串カツ田中のIPO評価はBが妥当だと考えています。串カツ田中IPOは、同時上場するカナミックネットワークIPOとデジタルアイデンティティIPOの動向に左右されそうですが、公開価格を上回る可能性は高く、最低でも数万円の利益は得られると思います。
串カツ田中IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
串カツ田中IPOのBB(ブックビルディング)は、同時上場による資金の兼ね合いもありますが、基本的に全力で臨むつもりです。
主幹事の大和証券は当然ながら、平幹事の中で一番配分数が多くなりそうなSBI証券と、毎年何らかのIPOに当選しているSMBC日興証券には期待しています。
また、資金に余裕があれば、1人1票制で100%完全抽選のマネックス証券と、IPO後期型の口座数も少なめの岩井コスモ証券も漏らさず申し込みたいところです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
SMBCフレンド証券 | 口座無し |
SMBC日興証券 | BB参加 |
丸三証券 | ネット申込み不可 |
マネックス証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
10月は、超大型なJR九州IPOの新規上場が予定されているので、今のうちに証券口座を増やしておくことをオススメします。