極東産機(6233)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の9月10日から開始されます。極東産機は、とにもかくにも規模が小さいため、需給面で注目されると思います。

また、極東産機は同時上場する3社の中でも一番規模が小さく、想定価格も安いので、資金分散の影響も小さそうです。

極東産機

極東産機(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名極東産機
コード6233
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)岩井コスモ証券
エース証券
極東証券
SBI証券
上場日9月27日
仮条件決定日9月7日(395円~405円に決定)
ブックビルディング期間9月10日から9月14日まで
公開価格決定日9月18日(405円に決定)
申込期間9月19日から9月25日まで
公募1,000,000株
売出し40,000株
OA156,000株
吸収金額4.7億円
時価総額20.1億円
想定価格395円→公開価格:405円
初値価格696円

極東産機IPOの事業内容

極東産機は、「職人さんの手仕事の自動化・省力化により、豊かな生活空間・快適な職場空間を創造する」を経営理念に掲げ、広範な産業分野の様々な産業機器を開発・販売している企業です。

インテリア事業部門では、内装工事業者向けの自動壁紙糊付機等のインテリア内装施工機器や施工工具、内装工事用テープ等の資材などを販売しています。

畳事業部門では、畳店にコンピュータ式畳製造システム等の畳製造装置並びに関連する工具・副資材等の販売を行っています。

コンシューマ事業部門では、特殊機能畳(葬祭用畳・柔道畳・お風呂用畳・リバーシブル畳など)等のインテリア商品の販売や、各地のJA等を窓口とした一般家庭向け畳替え・襖替え工事の仲介事業を行っています。

ソーラー・エネルギー事業部門では、産業用・家庭用ソーラー発電システム及び蓄電池等の販売や、住宅リフォーム工事を行っています。

食品機器事業部門では、フードサービスチェーンに自社開発のみそ汁・だし・スープ用多用途型のディスペンサー等の厨房用食品機器を販売しています。

極東産機IPOの業績

極東産機の業績

(※画像クリックで拡大)

極東産機IPOの売上は概ね堅調に推移していますが、利益は頭打ちといった印象を受けます。

極東産機のIPO評価

極東産機は規模(吸収金額4.7億円)が小さいため、需給面で関心を集めそうです。しかし、想定価格(395円)が安いため、旨みも少なそうです。

また、極東産機の事業内容は地味で、成長性もあまり感じられないため、初値が跳ねる可能性は低そうです。よって、極東産機のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。極東産機IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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極東産機IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

極東産機IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。主幹事のSMBC日興証券は当然ながら、抽選配分比率が高めのSBI証券も秘かに期待しています。

極東産機IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
岩井コスモ証券BB参加
エース証券口座なし
極東証券口座なし
SBI証券BB参加

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