ランサーズ(4484)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週末の11月29日からスタートします。

ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営していることで注目されている企業です。

ただ、ランサーズはベースJMDCとの3社同時上場で規模も大きいため、資金分散の影響を受けそうですね。

ランサーズ

ランサーズ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名ランサーズ
コード4484
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
カブドットコム証券
上場日12月16日
仮条件決定日11月27日(660円~730円に決定)
ブックビルディング期間11月29日から12月5日まで
公開価格決定日12月6日(730円に決定)
申込期間12月9日から12月12日まで
公募2,270,000株→1,600,000株
売出し5,067,400株→1,008,700株
OA1,100,000株→391,300株
吸収金額75.9億円→27億円
時価総額145.6億円→140億円
想定価格900円→公開価格:730円
初値価格842円

ランサーズIPOの事業内容

ランサーズは、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションのもと、国内最大級のフリーランス向けの仕事マッチングサービス「ランサーズ」を運営しています。

ランサーズでは、WEB制作、システム開発・運用、デザイン制作、ライティング、コンサルティングなど、受注できる仕事が270種類以上あるため、自分の能力を生かした仕事を選ぶことができ、好きな時間・場所で働くことも可能です。

ランサーズの依頼内容

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ランサーズのクライアントは大企業からベンチャー企業まで幅広く、累計登録クライアント社数は2019年10月時点で35万社を超えており、累計登録ランサー数(フリーランス)も2019年10月時点で100万人を上回っています。

ランサーズIPOの事業系統図

ランサーズの事業系統図

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ランサーズIPOの業績

ランサーズの業績

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ランサーズIPOの売上は概ね好調に推移していますが、利益は連続赤字の真っ赤っか状態なので、厳しいと言わざる終えませんね。

ランサーズのIPO評価

ランサーズは、ベースJMDCとの3社同時上場というだけでなく、吸収金額も想定価格ベースで75.9億円と大きいため、需給面に不安があります。

また、ランサーズは業績が連続赤字という点でも警戒されると思います。

ただ、ランサーズは知名度が高く、働き方改革という国策とマッチしたテーマ性もあるため、良くも悪くも注目度は高そうです。

よって、ランサーズのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ランサーズIPOは、公開価格を目途に初値形成しそうですが、公開価格を割れる可能性もある予想しています。

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ランサーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ランサーズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。リスクはありますが、注目度の高いIPOなので、お祭り気分で少しだけ参加しようかと考えています。

また、SBI証券は抽選に外れればIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込むつもりです。

ランサーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)検討中
三菱UFJモルガン・スタンレー証券検討中
楽天証券検討中
SMBC日興証券検討中
SBI証券BB参加
マネックス証券検討中
松井証券検討中
岩井コスモ証券BB不参加
カブドットコム証券BB不参加

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