ランサーズ(4484)IPOの仮条件が発表されました。ランサーズIPOは、知名度の高いクラウドソーシングサービス「Lancers(ランサーズ)」を運営しているので、注目されている方も多いと思います。
ただ、ランサーズIPOはベースとJMDCとの3社同時上場なので、需給面に不安がありますね。
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ランサーズIPOの仮条件
660円~730円
ランサーズIPOの仮条件は、想定価格の900円を大幅に下振れたレンジで設定されています。ランサーズIPOは需給面が不安視されていましたが、それにしてもここまで下振れるとは思いませんでした。
しかも、ランサーズIPOは仮条件の下振れに合わせて、公募株が2,270,000株から1,600,000株へ、売出株が5,067,400株から1,008,700株へ、OAによる売出株が1,100,000株から391,300株へと、それぞれ大幅に減少しています。
よって、ランサーズIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は75.9億円から21.9億円になるので、かなりのサイズダウンですね。
ランサーズIPOの初値予想
700円 (想定価格比:-200円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:850円~1,000円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:650円~750円)
ランサーズIPOは、仮条件が大幅に下振れしただけでなく、公募株と売出株も大幅に減少しているので、規模(吸収金額21.9億円)もかなり小さくなっています。
ただ、ここまで条件が大幅に変更されると、やはり印象は悪くなりますね。規模が75.9億円から21.9億円にサイズダウンして、価格もさらに手頃になっているため、かなり買いやすくなった感じもしますが、それでも初値は公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ランサーズIPOの幹事団
主幹事証券 | 大和証券 |
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幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 岩井コスモ証券 カブドットコム証券 |
ランサーズIPOは、当初よりもかなり規模(吸収金額21.9億円)が小さくなりましたが、それでも主幹事の大和証券なら、それなりに期待できそうです。
ただ、ランサーズIPOはリスクが高めの案件なので、参加するかどうかは慎重に判断した方が良いと思います。
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