LINE(3938)IPOのBB(ブックビルディング)が、6月28日から(7月8日まで)開始されます。LINE(ライン)IPOの新規上場に関しては、色々な媒体で数多く取り上げられており、注目度抜群ですね。
▼LINE(ライン)IPOのBBスタンスとIPO評価の目次
LINE(東証未定IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | LINE |
コード | 3938 |
主幹事証券 | 野村証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ゴールドマン・サックス証券 JPモルガン証券 |
幹事証券 | みずほ証券 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 東海東京証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 7月15日 |
仮条件決定日 | 6月27日→6月28日に変更 (2,700円~3,200円→2,900円~3,300円に変更) |
ブックビルディング期間 | 6月28日→6月29日から7月8日まで |
公開価格決定日 | 7月11日(3,300円に決定) |
申込期間 | 7月12日から7月13日 |
公募 | 35,000,000株 (国内13,000,000株、海外22,000,000株) |
売出し | 0株 |
OA | 5,250,000株 (国内1,950,000株、海外3,300,000株) |
吸収金額 | 1127億円 (国内418.6億円、海外708.4億円) |
想定価格 | 2,800円 |
LINE(ライン)IPOの事業内容
LINE(ライン)IPOは、主にモバイルメッセージャー・アプリケーション「LINE」によるLINEビジネス・ポータル事業を展開している企業です。
相手と手軽にやり取りが出来るLINEスタンプや、全て無料でダウンロード出来るLINEゲームなどは、多くの人が一度は利用したことのあるサービスだと思います。もちろん、私も利用していますので、個人的には親しみのある企業です。
LINE(ライン)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
LINE(ライン)IPOの業績は、売上こそ右肩上がりですが、利益は15年12月期に大幅な赤字を計上しています。LINE(ライン)の赤字に関しては、ネットニュースなどで大きく報じられていたので、ご覧になった方も多いと思いますが、大きな不安要素ですね。
LINEのIPO評価
LINE(ライン)IPOは、吸収金額1,127億円(想定価格ベース)と大型ですが、国内に限れば吸収金額418.6億円(想定価格ベース)とコメダホールディングスIPOよりも小さいです。
ちなみに、昨年の郵政関連IPOの中で一番当選しにくかったかんぽ生命(7181)の吸収金額が1,452億円だったので、それと比較してもかなり小さく、需給面では問題なさそうです。
また、LINE(ライン)IPOは知名度抜群ですが、やや旬を過ぎた感があり、業績も赤字なのは気になる点です。さらに、LINE(ライン)IPOは日米同時上場で、現地時間2016年7月14日にニューヨーク証券取引所で先に初値が付くことから、それに影響される可能性が高いです。
よって、LINEのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。LINE(ライン)IPOは思っていたほど規模が大きくなかったため、意外と当選しにくい状況になると思います。しかし、初値は公開価格を少し上回る程度ではと予想しています。
LINE(ライン)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
LINE(ライン)IPOのBB(ブックビルディング)スタンスは、今のところほぼ全力で臨むつもりです。LINE(ライン)IPOは、それほど大きな利益は望めず、公開価格を割れる可能性も無いとは言えません。
私はお祭りに参加したいので積極的に申し込むつもりですが、そうでない方は無理して申し込む必要なないと思います。
ただ、LINE(ライン)IPOは予想よりも規模が小さかったため、当選を目指すには数多くの証券会社から申し込む必要がありそうです。⇒(IPOにオススメの証券会社)
野村証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB参加 |
ゴールドマン・サックス証券 (主幹事) | 口座無し |
JPモルガン証券 (主幹事) | 口座無し |
みずほ証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB参加 |
LINE(ライン)IPOで当選するには、主幹事の野村証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券はもとより、IPOで数多くの主幹事や幹事を務めているSMBC日興証券や、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券も外せません。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事の時に配分数が多くなる傾向にあるカブドットコム証券は、穴場になる可能性が高いので、必ず押さえておきたいところです。