マリモ地方創生リート投資法人(3470)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の13日から(20日まで)開始されます。
マリモ地方創生リート投資法人は、REIT(リート)IPOなので通常のIPOとは異なり、派手な値動きはありませんが、堅調な初値を期待したいですね。
マリモ地方創生リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | マリモ地方創生リート投資法人 |
コード | 3470 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 野村証券 |
上場日 | 7月29日 |
仮条件決定日 | 7月12日(92,000円~100,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月13日から7月20日まで |
公開価格決定日 | 7月21日(92,000円に決定) |
申込期間 | 7月22日から7月27日まで |
公募 | 88,500口 |
売出し | 0口 |
OA | 8,850口 |
吸収金額 | 97.3億円 |
想定価格 | 100,000円 |
マリモ地方創生リート投資法人(東証リートIPO)の事業内容
マリモ地方創生リート投資法人IPOは、「地方の創生(地方から日本を強くしていく)」に貢献することを基本理念として掲げています。
そして、マリモ地方創生リート投資法人IPOは、地方を中心としたレジデンス、商業施設、ホテル、オフィス及び駐車場に投資し、地域・用途分散を図った総合型ポートフォリオを構築することにより、「収益性」と「安定性」の確保を目指しています。
(※画像クリックで拡大)
マリモ地方創生リート投資法人IPOの鑑定NOI利回りは、6.93%と高くて一際目を引きますね。ちなみに、NOI(Net Operating Income)利回りとは、不動産の収益率を示す指標で、数値が高いほど収益率も高いということになります。
マリモ地方創生リート投資法人(東証リートIPO)のIPO評価
マリモ地方創生リート投資法人は、吸収金額97.3億円(想定価格ベース)とREIT(リート)IPOの中では小さいため、需給面での問題は無さそうです。
ちなみに、今年新規上場したスターアジア不動産投資法人は247.7億円、ラサールロジポート投資法人が1,098.5億円、8月に新規上場する三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が557億円となっています。
また、リートIPOではありませんが、東証インフラファンド市場の新規上場第一弾だったタカラレーベン・インフラ投資法人は47.7億円でした。
ただし、相変わらず不安定な相場が続いているので、その点はマイナス要因として頭に入れておく必要がありそうです。
よって、マリモ地方創生リート投資法人のIPO評価はDが妥当だと考えています。マリモ地方創生リート投資法人IPOは、公開価格を中心に前後5%くらいで初値形成しそうですが、全体的に微妙な印象です。
マリモ地方創生リート投資法人(東証リートIPO)のBB(ブックビルディング)スタンス
マリモ地方創生リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンスは、今のところ参加するつもりです。
と言っても、ネットからマリモ地方創生リート投資法人IPOに申し込めるのは、主幹事のSMBC日興証券だけなので、1口ならリスクが少ないので参加しても良いかなといった程度です。⇒(SMBC日興証券のIPOルールと詳細解説)
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | ネット申込み不可 |
野村証券 | ネット申込み不可 |
7月、8月はIPOの新規上場が少なめなので、今のうちに口座数を増やして、今年後半のIPOラッシュに備えましょう。