丸八ホールディングス(3504)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月23日から(3月29日まで)始まります。丸八ホールディングスは寝具で有名な企業ですが、名証(名古屋証券取引所)2部市場への新規上場なので、IPO的には注目度が低そうですね。
丸八ホールディングス(名証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 丸八ホールディングス |
コード | 3504 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 SMBCフレンド証券 むさし証券 東洋証券 日本アジア証券 |
上場日 | 4月8日 |
仮条件決定日 | 3月18日(620円~680円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月23日から3月29日まで |
公募価格決定日 | 3月30日(680円に決定) |
公募 | 1,016,000株 |
売出し | 642,000株 |
OA | 165,800株 |
吸収金額 | 12.2億円 |
想定価格 | 670円 |
丸八ホールディングスIPOの事業内容
丸八ホールディングスは、(株)丸八真綿販売や(株)丸八プロダクトなど、子会社31社で構成されており、寝具・リビング用品事業並びに不動産賃貸事業を行っている企業です。寝具の丸八真綿といえば聞いたことがある方も多いと思います。
丸八ホールディングスは、最高の眠りを追及しながら、素材の選定・仕入から製造・販売までを自社グループで行い、販売後のアフターメンテナンスまで一貫したサービスを提供しています。
また、丸八ホールディングスは寝具だけでなく不動産賃貸も手掛けています。布団のマルハチが不動産賃貸業を行っているというのは意外ですね。
(※画像クリックで拡大)
丸八ホールディングスの業績は、老舗企業ということもあって少し頭打ちという印象を受けます。ちなみに、2016年3月期の業績は、増収減益の見通しになっているようです。
丸八ホールディングスのIPO評価
丸八ホールディングスIPOは、単独上場(4月8日)なのでスケジュール的には問題ありませんが、名証(名古屋証券取引所)2部市場ということで注目度は低いと思います。
また、丸八ホールディングスは吸収金額が12.2億円(想定価格ベース)と、名証(名古屋証券取引所)2部にしては大きめなのも不安材料です。
よって、丸八ホールディングスのIPO評価はDが妥当だと考えています。丸八ホールディングスIPOは、公募価格付近での初値形成になりそうですが、どちらかというと公募価格を割れる可能性の方が高い気がします。
丸八ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
丸八ホールディングスIPOは当選枚数が多めなので、当たる可能性も高いと思います。しかし、公募割れの可能性があるので、現時点ではIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみBB(ブックビルディング)するつもりです。(※SBI証券のIPOチャレンジポイント解説)
東海東京証券 (主幹事) | BB見送り |
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SMBC日興証券 | BB見送り |
SBI証券 | BB申し込み |
SMBCフレンド証券 | 口座無し |
むさし証券 | BB見送り |
東洋証券 | 口座なし (ネット口座での取り扱いは無し) |
日本アジア証券 | 口座無し |