メディックス(331A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月3日からスタートします。

メディックスはインターネット広告の企画・制作やWebサイトの構築など、顧客企業のデジタルマーケティング支援を行っています。

メディックスは超大型で注目度も高いJX金属との同時上場になるので、需給面にやや不安がありますね。

メディックスIPOのBBスタンスとIPO評価

メディックス(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名メディックス
コード331A(サービス業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
東海東京証券
三菱UFJ eスマート証券
上場日3月19日
仮条件決定日2月27日(760円~800円に決定)
ブックビルディング期間3月3日から3月7日まで
公開価格決定日3月10日(800円に決定)
申込期間3月11日から3月14日まで
公募500,000株
売出し1,800,000株
OA345,000株
吸収金額22.7億円
時価総額69.5億円
想定価格860円→公開価格:800円
初値価格760円

マネックス証券

メディックスIPOの事業内容

メディックスは顧客企業のマーケティングを支援するために、デジタルマーケティング支援事業として、インターネット広告販売(運用型広告)、マーケティングDX/アクセス解析、Webサイト制作などを行っています。

メディックスのビジネスモデル

メディックスは、デジタルマーケティングに必要なマーケティングDX/アクセス解析、Webサイト制作などすべてのソリューションを包括的に提供しており、これら個々のサービスを有機的なつながりをもった戦略として提供するために、徹底したヒアリングから提案・制作・出稿・運用・結果の解析まで、ワンストップ体制で実施しています。

メディックスのワンストップ体制

デジタルマーケティング支援事業の売上構成

デジタルマーケティング支援事業の売上構成

IPOによる手取金の使途

  1. デジタルマーケティング支援事業における事業継続・拡大のための人材の採用及び人件費
  2. 新サービス提供のためのツール開発等の安定した経営基盤構築のためのシステム投資
  3. 販売体制強化等の事業拡大のためのマーケティング投資

メディックスIPOの業績

メディックスの業績

(※画像クリックで拡大)

メディックスIPOの業績は全体的にやや頭打ちという印象です。

メディックスのIPO評価

メディックスはJX金属との同時上場で、規模(吸収金額22.7億円)もそれなりにあるため、資金分散の影響が気になります。

また、売出し株が公募株の3.6倍と多いため、イグジット案件と見られて、やや警戒されるかもしれません。

ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株はなく、上位株主に価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのは安心材料です。

アドテク関連事業に一時の勢いはなく、業績も横ばいで成長性が感じられないため、事業面で人気を集めるのは難しそうです。

よって、メディックスのIPO評価はCが妥当だと考えています。メディックスIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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メディックスIPOの初値予想

メディックスIPOの初値予想は、仮条件決定後(2月27日以降)に追記させていただきます。

800円 (想定価格比:-60円)

↓(上場直前の初値予想)

820円 (公開価格比:+20円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:850円)

メディックスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

メディックスIPOのBB(ブックビルディング)はそれなりに参加するつもりです。今のところ主幹事のみずほ証券とIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券に申し込む予定です。

メディックスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
マネックス証券BB検討中
松井証券BB検討中
東海東京証券BB検討中
三菱UFJ eスマート証券BB検討中


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