メドレー(4480)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の11月27日から始まります。

メドレーは、12月に新規上場するIPOの中でフリーに続いて規模が大きいため、需給面で警戒されると思います。

また、メドレーはIPOラッシュ中の新規上場になるので、日程にも恵まれているとは言えませんが、単独上場できる点は救いですね。

メドレー

メドレー(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名メドレー
コード4480
主幹事証券大和証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
幹事証券(委託含む)クレディ・スイス証券
上場日12月12日
仮条件決定日11月26日(1,280円~1,300円に決定)
ブックビルディング期間11月27日から12月3日まで
公開価格決定日12月4日(1,300円に決定)
申込期間12月5日から12月10日まで
公募2,530,000株
(新株式発行:1,530,000株
自己株式の処分:1,000,000株)
売出し11,230,000株
(国内:6,878,400株
海外:4,351,600株)
OA2,064,000株
吸収金額202.5億円
時価総額353.6億円
想定価格1,280円→公開価格:1,300円
初値価格1,270円

メドレーIPOの事業内容

メドレーは、医療ヘルスケア領域における人材の不足や地域偏在、採用業務の負担という課題を解決する人材プラットフォーム事業として、日本最大級の医療介護求人サイト「ジョブメドレー」を運営している企業です。

ジョブメドレー

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また、メドレーは医療機関の業務効率の改善や患者の医療アクセスの向上等を実現するための医療プラットフォーム事業として、クラウド診療支援システム「CLINICS(クリニクス)」も運営しています。

CLINICS(クリニクス)

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さらに、メドレーは医師たちがつくる医療辞典「MEDLEY(メドレー)」や、医療につよい老人ホーム検索サイト「介護のほんね」なども展開しています。

ジョブメドレーIPOの業績

メドレーの業績

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メドレーIPOの売上は急激に伸びています。しかし、利益は今期になってようやく黒字化を見込んでいる状況なので、これからが勝負といった感じですね。

メドレーのIPO評価

メドレーは規模(吸収金額202.5億円)が大きいだけでなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も非常に多いため、投資ファンドの出口案件として警戒されると思います。

メドレーは、医療介護クラウド人材といったテーマ性があり、個人的にも応援したい事業内容ですが、IPOラッシュ中ということも考慮すると、それでもやや厳しそうですね。

よって、メドレーのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。メドレーIPOは、今のところ初値が公開価格を割れる可能性もあると予想しています。

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メドレーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

メドレーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。12月は、他にも数多くのIPOが新規上場するので、そちらに資金を回したいと思います。

メドレーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB不参加
みずほ証券 (主幹事)BB不参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事)BB不参加
クレディ・スイス証券BB不参加

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