ミーク(332A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月5日から開始されます。

ミークはIoT事業者向けプラットフォーム「MEEQ」を提供しています。

ミークはパパネッツとの同時上場になります。ただ、パパネッツは地方市場(福証Q-Board)の小型IPOなので、影響は小さそうですね。

ミークIPOのBBスタンスとIPO評価

ミーク(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名ミーク
コード332A(情報・通信業)
主幹事証券SMBC日興証券
大和証券
幹事証券(委託含む)あかつき証券
マネックス証券
楽天証券
岡三証券
極東証券
東海東京証券
松井証券
水戸証券
岡三オンライン
上場日3月21日
仮条件決定日3月4日(760円~800円に決定)
ブックビルディング期間3月5日から3月11日まで
公開価格決定日3月12日(800円に決定)
申込期間3月13日から3月18日まで
公募1,668,000株
売出し1,514,200株
OA477,300株
吸収金額27.8億円
時価総額86.5億円
想定価格760円→公開価格:800円
初値価格845円

SMBC日興証券 オンライントレード

ミークIPOの事業内容

ミークは、IoTサービス事業者及びDXを推進する企業向けにIoT/DXプラットフォーム「MEEQ」を提供するIoT/DXプラットフォームサービスを提供しています。

また、ミークはMVNE事業者(仮想移動体サービス提供者)として、多くのMVNO事業者にネットワーク及び業務システムや業務支援等を提供するMVNEサービスを展開しています。

MEEQ」はSIMを活用したSaaS型IoTプラットフォームであり、Web上の画面から簡単に多数回線の購入・管理が可能となるサービスです。

「MEEQ」を導入することで、大量の通信回線の管理が可能となり、ノーコードでシステム開発無くIoTの導入やDXの実現が可能となっています。

meeq

MVNEサービスでは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアに対応したMVNE事業者として、MVNO事業者に対してSIM調達(MNOとの交渉を含む)、事業者間精算の運用、サービス設計(ID卸・帯域卸)、その他各種サポート(新規MVNO事業への参入や収益拡大サポート)を実施しています。

MVNEサービス

ミークの事業系統図

ミークの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 事業拡大のための人件費及び採用費
  2. 事業の基盤となるネットワーク設備の増設・更新・BCP対応の強化等を目的としたネットワーク増強費
  3. IoT/DXプラットフォームサービス及びMVNEサービス拡充のための開発費

ミークIPOの業績

ミークの業績

(※画像クリックで拡大)

ミークIPOの利益は概ね堅調に推移しているようです。ただ、売上は会計基準変更の影響もありますがやや下降気味です。

ミークのIPO評価

ミークはIPOラッシュ中の新規上場で、規模(吸収金額27.8億円)もやや大きいため、需給面に不安があります。

また、VC(ベンチャーキャピタル)を含む上位株主の保有株のうち約108万株は、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるのも気掛かりです。

さらに、ミークはIoTDXSaaSといったテーマ性があるものの、業績はやや伸び悩んでいるため、事業面もインパクトに欠けます。

よって、ミークのIPO評価はCが妥当だと考えています。ミークIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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ミークIPOの初値予想

ミークIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月4日以降)に追記させていただきます。

960円 (想定価格比:+200円)

ミークIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ミークIPOのBB(ブックビルディング)は検討中ですが、主幹事のSMBC日興証券と共同主幹事の大和証券は今のところ申し込むつもりです。

ミークIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
大和証券 (主幹事)BB参加
あかつき証券口座なし
マネックス証券BB検討中
楽天証券BB検討中
岡三証券BB不参加
極東証券口座なし
東海東京証券BB検討中
松井証券BB検討中
水戸証券口座なし
岡三オンラインBB検討中


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