ミアヘルサ(7688)IPOのBB(ブックビルディング)が、今月末の2月28日から始まります。
ミアヘルサ(旧社名:株式会社日本生化学研究所)は、主に調剤薬局「日生薬局」を運営している企業です。
ミアヘルサはIPOラッシュ中盤での3社同時上場なので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。
ミアヘルサ(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ミアヘルサ |
コード | 7688 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 マネックス証券 |
上場日 | 3月17日 |
仮条件決定日 | 2月26日(2,030円~2,330円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月28日から3月5日まで |
公開価格決定日 | 3月6日(2,330円に決定) |
申込期間 | 3月9日から3月12日まで |
公募 | 300,000株 |
売出し | 300,000株 |
OA | 90,000株 |
吸収金額 | 16.1億円 |
時価総額 | 52.2億円 |
想定価格 | 2,330円→公開価格:2,330円 |
初値価格 | 1,748円 |
ミアヘルサIPOの事業内容
ミアヘルサは、医薬・介護・保育の3事業のサービスを一体的に提供することで、国の方針である「地域包括ケアシステム」の実現を目指しています。
(※画像クリックで拡大)
医薬事業は売上の約57%を占めており、東京都を中心とした首都圏で調剤薬局「日生薬局」を41店舗(2020年1月31日現在)展開しています。
介護事業は売上の約20%を占めており、東京都・埼玉県・千葉県内において、居宅介護支援、サービス付き高齢者向け住宅、通所介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)など、介護保険法、老人福祉法、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく各種介護サービスを提供しています。
保育事業は売上の約18%を占めており、東京都内において認可保育所15園、認証保育所1園、院内保育所(運営受託)1園、神奈川県内において認可保育所3園、千葉県内において認可保育所3園を運営しています。
IPOによる手取金の使途
- 保育園開設のための設備投資資金
- 薬局開設のための設備投資資金
- 借入金の返済資金
ミアヘルサIPOの業績
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ミアヘルサIPOの売上は、概ね堅調に推移しているものの、やや頭打ちという印象も受けます。ただ、利益は黒字転換してから順調に伸びているようですね。
ミアヘルサのIPO評価
ミアヘルサは規模(吸収金額16.1億円)が大きいというほどではありませんが、リビングプラットフォームとドラフトとの3社同時上場なので、それでも需給面に不安があります。
また、調剤薬局「日生薬局」の運営を中心とした事業もIPOで人気とはいえませんが、地域包括ケアシステムという国策とマッチしたテーマ性で注目されるかもしれません。
よって、ミアヘルサのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ミアヘルサIPOは全体的に可もなく不可もなくという印象なので、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。
ミアヘルサIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ミアヘルサIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券をはじめ、IPOの取扱銘柄数が豊富なSMBC日興証券や、100%完全抽選のマネックス証券
などにも申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
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