MIC(300A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月9日から開始されます。
MIC(ミック)は、主にリテール企業やメーカー企業が行う販促活動の全体最適化を支援しています。
MICはIPOラッシュ後半でのアルピコホールディングスとの同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響が気になりますね。
MIC(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | MIC |
コード | 300A(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 あかつき証券 auカブコム証券 岡三オンライン |
上場日 | 12月25日 |
仮条件決定日 | 12月5日(900円~960円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月9日から12月13日まで |
公開価格決定日 | 12月16日(960円に決定) |
申込期間 | 12月17日から12月20日まで |
公募 | 1,100,000株 |
売出し | 700,000株 |
OA | 270,000株 |
吸収金額 | 18.6億円 |
時価総額 | 63.9億円 |
想定価格 | 900円→公開価格:960円 |
初値価格 | 960円 |
MIC(300A)IPOの事業内容
MICは業務コンサルティングからシステム開発、BPO、クリエイティブデザイン、販促品の製造、フルフィルメント、売り場の立ち上げやラウンダー等のフィールドサポートに至るまで、すべてのリテール販促活動を「360°フルサービス」として提供しています。
MICは「360°フルサービス」として販促業務に必要なサービスを一括で提供することで、販促担当者の業務負担を大きく改善しています。
特に販促物共同配送サービス「Co.HUB」や販促DXクラウドサービス「PromOS」については、店舗ごとに必要な種類・数量の販促物のみを制作・配送するという「変種・変量対応」を行なっており、物流コストの軽減のみならず、店舗スタッフの負担軽減や廃棄段ボール量の削減などを実現するサービスモデルになっています。
MIC(300A)IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 多摩ファクトリーにおける印刷機の入替や生産設備の増設、はちフィルにおける共同配送ライン増設、るのパレットにおける2期工事の生産設備の増設等にかかる資金
- 事業スケール拡大に伴うインフラ投資およびシステム開発資金
- 事業の拡大に伴う営業・クリエイティブ・ICT・管理部門等の増員による人件費増加分
MIC(300A)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
MICの売上は概ね堅調に推移していますが、利益は右肩下がりというのが気になりますね。
MICのIPO評価
MICの規模(吸収金額18.6億円)はさほど大きくありませんが、IPOラッシュ後半でのアルピコホールディングスとの同時上場になるため、それでも資金分散や買い疲れの影響を受けそうです。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株はなく、上位株主には価格による解除条項なしで90日間のロックアップが掛かっているのは安心材料です。
MICは今期が73期という老舗企業で、DXやクラウドというテーマ性があるものの、全体的に地味な印象は否めません。
よって、MICのIPO評価はDが妥当だと考えています。MIC(300A)IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
MIC(300A)IPOの初値予想
MIC(300A)IPOの初値予想は、仮条件決定後(12月5日以降)に追記させていただきます。
960円 (想定価格比:±0円)
MIC(300A)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
MIC(300A)IPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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大和証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB検討中 |
松井証券 | BB検討中 |
マネックス証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
auカブコム証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
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