投資法人みらい(3476)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月1日から(12月6日まで)開始されます。
12月後半は、怒涛のIPOラッシュなので、大型なREIT(リート)IPOは、需給面に不安がありますね。また、このところREIT(リート)IPOが不調なこともマイナスに働きそうです。
投資法人みらい(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 投資法人みらい |
コード | 3476 |
主幹事証券 | 野村証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月30日(183,000円~185,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月1日から12月6日まで |
公開価格決定日 | 12月7日(183,000円に決定) |
申込期間 | 12月8日から12月13日まで |
公募 | 293,000口 |
売出し | 0口 |
OA | 10,000口 |
吸収金額 | 606億円 |
想定価格 | 200,000円 |
↑投資法人みらいIPO幹事のSMBC日興証券↑
投資法人みらいIPOの事業内容
投資法人みらいは、スポンサーである三井物産グループ及びイデラ キャピタルの不動産ビジネスにおける強みを最大限活かし、多様なカテゴリーを投資対象とすることで、投資機会の最大化を図っています。
また、投資法人みらいは、数ある投資機会の中から優良不動産を選別し、三大都市圏を中心に厳選投資することで、優良なポートフォリオの構築を目指しています。
投資法人みらいIPOのポートフォリオ
(※画像クリックで拡大)
投資法人みらいの平均NOI利回りは4.8%なので、それほど魅力的ではありません。ただ、日本格付研究所よる長期発行格付けはA+(安定的)なので、財務基盤は良さそうです。
投資法人みらいのIPO評価
投資法人みらいは、REIT(リート)IPOとはいえ、想定価格ベースで吸収金額606億円という規模の大きさが気になります。12月後半は、超話題のZMP(7316)IPOが控えており、その他にも数多くの銘柄が新規上場するので、資金分散の影響を受けそうです。
ただし、最近のREIT(リート)IPOは、スポンサーのブランド力が重要視されているので、三井物産グループという点はプラス要素だと思います。
よって、投資法人みらいのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。投資法人みらいは、REIT(リート)IPOなので予想が難しいですが、公開価格を割れる可能性もありそうなので、あえて参加する必要はないと思います。
投資法人みらいIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
投資法人みらいIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送る予定です。12月後半は、ZMP(7316)IPOをはじめ、数多くのIPO銘柄が新規上場するので、そちらに集中したいと考えています。
ちなみに、投資法人みらいIPOにネットから申し込めるのは、SMBC日興証券とカブドットコム証券の2社だけです。
野村証券 (主幹事) | ネット申込み不可 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | ネット申込み不可 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
みずほ証券 | ネット申込み不可 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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