ネットマーケティング(6175)IPOのBB(ブックビルディング)が、今日(3月13日)から始まっています。
ネットマーケティングIPOで主幹事を務めるSBI証券は、NO.1(3562)IPOでも主幹事を務めているので、どちらでIPOチャレンジポイントを使った方が良いか、もしくは使わずに貯めた方が良いか、悩んでいる方も多いと思います。
ちなみに、私は使わずに貯めるつもりですが、IPOチャレンジポイントの使いどころは本当に難しいですね。⇒(SBI証券のIPOチャレンジポイント解説)
ネットマーケティング(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ネットマーケティング |
コード | 6175 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 東洋証券 エース証券 藍澤證券 水戸証券 岩井コスモ証券 SMBCフレンド証券 極東証券 |
上場日 | 3月31日 |
仮条件決定日 | 3月9日(1,040円~1,140円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月13日から3月17日まで |
公開価格決定日 | 3月21日(1,140円に決定) |
申込期間 | 3月23日から3月28日まで |
公募 | 280,000株 |
売出し | 680,000株 |
OA | 144,000株 |
吸収金額 | 11.2億円 |
想定価格 | 1,010円 |
初値価格 | 1,552円 |
ネットマーケティングIPOの事業内容
ネットマーケティングは、「インターネットの無限の可能性を追求し、社会に新しい価値を提供するリーディングカンパニーを目指す」という経営ビジョンのもと、インタネット広告市場において、「広告事業」と「メディア事業」を展開しています。
広告事業では、広告主とアフィリエイト・サービス・プロバイダや直接提携するメディアを、ネットマーケティングが運営する広告効果計測ツール「ALLADiN(アラジン)」を介して繋ぎ、広告主のマーケティング活動の戦略立案と運用支援を行っています。
メディア事業では、素敵な出会いのきっかけを提供する恋活(こいかつ)に特化した恋愛マッチングサービス「Omiai」と、Facebookを介して登録したユーザーを直接スカウトすることができるダイレクトリクルーティングサービス「Switch.」を運営しています。
ネットマーケティングIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ネットマーケティングIPOの売上高は右肩上がりで順調そうです。また、利益はやや停滞気味ですが、2017年6月期は増収増益の見通しなので、特に問題ないと思います。
ネットマーケティングのIPO評価
ネットマーケティングは、2015年に一旦新規上場を取り止めていますが、その時と比べて吸収金額は小さくなっていて、想定価格も安くなっているので、より手を出しやすくなっています。
ただ、前回はマザーズ市場への上場予定でしたが、今回はジャスダックスタンダード市場への上場なのが少し残念です。やはり、マザーズの方が初値は跳ねやすいと思います。
また、ネットマーケティングは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が目立つことや、ストックオプション(新株予約権)の多さが懸念材料です。
よって、ネットマーケティングのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ネットマーケティングの規模はそれほど大きくなく、事業内容もIPO向きですが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多いことから、ロックアップが解除される公開価格の1.5倍を意識した初値形成になりそうです。
ネットマーケティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ネットマーケティングIPOのBB(ブックビルディング)は、全力で臨むつもりです。主幹事を務めるSBI証券のポイント当選配分数は300株が濃厚ですが、想定価格が安くて大きな利益は望めないかもしれないので、私はポイントを使わずに少ない資金で勝負する予定です。
また、平幹事の中ではSMBC日興証券に微かな期待をかけています。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
エース証券 | 口座なし |
藍澤證券 | 口座なし |
水戸証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
SMBCフレンド証券 | ネット口座での取り扱いなし |
極東証券 | 口座なし |
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