日水コン(261A)IPOのBB(ブックビルディング)が、最短で今週末の9月27日からスタートします。

日水コンは上下水道を中心とした水のコンサルティング事業を展開しています。

日水コンの上場日は流動的ですが、よほどのことがない限り、最短の16日で決まりそうですね。

日水コンIPOのBBスタンスとIPO評価

日水コン(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名日水コン
コード261A(サービス業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)岡三証券
岡三オンライン
SBIネオトレード証券
上場日10月16日~10月22日のいずれかの日
仮条件決定日9月25日~10月1日(1,320円~1,430円に決定)
ブックビルディング期間最短9月27日から最長10月9日まで
公開価格決定日10月4日(1,430円に決定)
申込期間最短10月7日から最長10月17日まで
公募0株
売出し5,245,300株
OA786,700株
吸収金額86.3億円
時価総額169.7億円
想定価格1,430円→公開価格:1,430円
初値価格初値決定後に追記

日水コンIPOの事業内容

日水コンは上下水道等のライフライン、河川・砂防等の防災関連等の社会インフラの整備において、主に官公庁などの公的機関から発注を受け、調査・設計等に関わる技術的なコンサルティングを行っています。

具体的には、水道部門や下水道部門における調査・計画や設計・工事監理等のほか、河川部門(河川、湖沼、ダム、海域・沿岸の治水、利水、環境保全)、環境部門(上下水道・河川事業の水質・環境関連、環境評価・保全、防災及び廃棄物対策)、建築部門(上下水道事業に係る施設)、機電部門(上下水道事業に係る施設)等の事業部門を抱え業務を行っています。

日水コンのコンサル

日水コンは国の方1針に従って整備を行う地方自治体から継続的に発注を受けており、第66期連結会計年度の売上高のうち94.3%が官公庁案件となっています。

日水コンIPOの業績

日水コンの業績

(※画像クリックで拡大)

日水コンIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。

日水コンのIPO評価

日水コンは公募株ゼロの売出し株のみで、規模(吸収金額86.3億円)も大きいため、大型なイグジットIPOということで警戒されそうです。

ただ、日水コンは合計で17.95億円の親引けが予定されているため、規模はその分縮小されます。

事業内容は地味ですが、売上の大半が官公庁の水インフラ関連なので、地味ながらも堅実という印象です。

また、連結配当性向50%程度を目安に安定的な配当を目指していることもプラス要素です。

よって、日水コンのIPO評価はDが妥当だと考えています。日水コンIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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日水コンIPOの初値予想

日水コンIPOの初値予想は、仮条件決定後(9月25日以降)に追記させていただきます。

1,380円 (想定価格比:-50円)


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日水コンIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

日水コンIPOのBB(ブックビルディング)は検討中ですが、どちらかと言えば見送り目線です。

日水コンIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB検討中
岡三証券BB不参加
岡三オンラインBB検討中


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