大江戸温泉リート投資法人(3472)IPOが、本日(8月31日)東証REIT(リート)市場に新規上場しましたが、REIT(リート)IPOの不調ぶりを証明するかのように、公開価格(93,000円)割れの89,200円で初値形成しました。
寄り前の合致点(始値予想)が、ほぼ引受価格89,280円というは、マリモ地方創生リート投資法人IPOと全く同じパターンですね。
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大江戸温泉リート投資法人IPOは、1口当選していたので、何とか公開価格を上回って欲しかったのですが、願いも虚しく最悪の結果となってしまいました。
しかも、大江戸温泉リート投資法人IPOは、初値形成後も全く良いところが無く、83,600円(公開価格比:-9,400円)で取引を終えています。
大江戸温泉リート投資法人IPOの株価チャート
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この結果、大江戸温泉リート投資法人IPOは、マリモ地方創生リート投資法人IPOに続いて、塩漬け決定です。
REIT(リート)IPOは、本当に状況が悪くなってしまいましたね。9月8日に新規上場するさくら総合リート投資法人(3473)IPOも、かなり厳しい状況になりそうです。
こんなことを繰り返していると、どんどんと塩漬け株が増えそうなので、今後のREIT(リート)IPOはより慎重に判断していきたいと思います。
また、本日同時上場したデファクトスタンダードIPOは、2,300円(公開価格比:+670円)の初値を付けています。
こちらも、思っていたより弱い展開でしたね。久しぶりの新規上場だったので、もう少し盛り上がると思っていたのに残念です。
9月中旬以降のIPOは、どれも期待出来そうな銘柄ばかりです。今後、さらにIPOが次々と新規承認されると思いますので、その時になって慌てないように、証券口座を増やしておきましょう。