レント(372A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月12日からスタートします。

レントは産業車両・乗用車・産業用機械器具・建設用機械器具の総合レンタル事業を展開しています。

レントはリップスとの同時上場というのがやや気掛かりですね。

レントIPOのBBスタンスとIPO評価

レント(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名レント
コード372A(サービス業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
静銀ティーエム証券
丸三証券
SBI証券
楽天証券
三菱UFJ eスマート証券
上場日6月30日
仮条件決定日6月10日(4,270円~4,330円に決定)
ブックビルディング期間6月12日から6月18日まで
公開価格決定日6月19日(4,330円に決定)
申込期間6月20日から6月25日まで
公募500,000株
売出し344,000株
OA126,600株
吸収金額41.4億円
時価総額160.5億円
想定価格4,270円→公開価格:4,330円
初値価格初値決定後に追記

レントIPOの事業内容

レントは産業機械や建設機械及び産業車両等のレンタル事業を行っており、約6千種・50万台超えのレンタル資産を取り揃えて、日本国内に64カ所の営業所を展開しています。

レントのネットワーク

レントはダンプカー・トラック等の車両、高所作業車や高所作業機、掘削機や道路舗装機械、クレーン・フォークリフト等の揚重運搬機械、発電機・コンプレッサーなどの大型機械に加え、集塵機などの環境商品、各種工具類、電設・測量機材、照明・保安機器、台車等の資材類、その他様々な小型機械器具に至るまで、豊富なサイズ、種類、数量のレンタル資産を取り揃えています。

レントのレンタル資産

レントは一般的な土木・建築工事現場向けレンタルに加え、他社と異なる顧客領域である産機分野にも注力しています。

また、レントは資源有効活用・環境保護・コスト削減に資するバッテリー再生サービスや、法令遵守・安全に資する教習サービスなど、レンタルに付随したバリュープラスサービスも提供しています。

レントのバリュープラスサービス

IPOによる手取金の使途

  1. 営業所の新規開設
  2. レンタル資産の増強

レントIPOの業績

レントの業績

(※画像クリックで拡大)

レントIPOの業績は順調に伸びていて好調そうです。

レントのIPO評価

レントはリップスとの同時上場というだけなく、値がさで規模(吸収金額41.4億円)も大きいため、資金分散の影響を受けそうです。

ただ、26万株(11.1億円)を上限に親引けされる予定があるため、吸収金額は30.3億円まで縮小されます。

また、VCを含む上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップがかかっているのもプラス要素です。

さらに、レントは業績も好調ですが、産業車両や建設用機械などのレンタル事業自体はやや地味な印象です。

よって、レントのIPO評価はCが妥当だと考えています。レントIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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レントIPOの初値予想

レントIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月10日以降)に追記させていただきます。

4,550円 (想定価格比:+280円)

レントIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

レントIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。

レントIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB検討中
野村證券BB検討中
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
静銀ティーエム証券口座なし
丸三証券口座なし
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
三菱UFJ eスマート証券BB検討中


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