リプライオリティ(242A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の9月5日からスタートします。
リプライオリティはコールセンター運営をはじめとする通信販売総合支援事業などを行っています。
リプライオリティは9月のIPO第一弾で、上場市場は異なりますがROXXとの同時上場になります。
リプライオリティ(福証Q-Board)のIPO基本情報
銘柄名 | リプライオリティ |
コード | 242A(サービス業) |
主幹事証券 | Jトラストグローバル証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 松井証券 東海東京証券 岡三証券 マネックス証券 西日本シティTT証券 FFG証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
上場日 | 9月25日 |
仮条件決定日 | 9月3日(1,420円~1,520円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月5日から9月11日まで |
公開価格決定日 | 9月12日(1,520円に決定) |
申込期間 | 9月13日から9月19日まで |
公募 | 240,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 36,000株 |
吸収金額 | 4.2億円 |
時価総額 | 14.3億円 |
想定価格 | 1,520円→公開価格:1,520円 |
初値価格 | 初値決定後に追記 |
リプライオリティIPOの事業内容
リプライオリティは通信販売企業及びメーカーを取引先としたコールセンターの運営並びに全国の小売店店舗スペースを有効活用してプロモーション活動を担う「通販支援事業」と、通販支援事業で培ったノウハウを活用して健康海藻であるアカモクを通販する「通信販売事業」の2つの事業を行っています。
通販支援事業ではD2C事業とリテールメディア事業の二つの事業を行っています。
D2C事業では、福岡・筑紫野・久留米・大阪の4拠点に合計409名の営業部隊を保有しており、取引先である通信販売企業及びメーカーのライフタイムバリュー(LTV:ある顧客が自社の利用を開始してから終了するまでの期間に、自社がその顧客からどれだけの利益を得ることができるのかを表す指標)の最大化を支援しています。
リテールメディア事業では、全国で10,862店舗の企業と契約しており、当該店舗のサッカー台(決済コーナーを通過した先にある購入者用の袋詰めの作業台)のフリースペースを活用し、カタログや冊子などのフリーペーパーを設置することでのインストアプロモーションの支援を行っています。
通信販売事業では、スーパー海藻として注目されている「アカモク」を主力商品として、健康志向の高い一般消費者向けに通信販売しています。
リプライオリティの収益構造
リプライオリティのビジネスモデル
IPOによる手取金の使途
- D2C事業部を中心に人材採用に係る人件費
- 来期と再来期に各々1拠点のコールセンター新設費用
- 自社販売のための新商品開発費用(新規インフォマーシャルビデオ作成費用)
- 借入金返済
リプライオリティIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
リプライオリティIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
リプライオリティのIPO評価
リプライオリティは公募株のみで規模(吸収金額4.2億円)も小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、一見すると需給面は良好です。
しかし、上場市場が流動性の乏しい地方市場(福証Q-Board)で、大型なROXXとの同時上場というのも気になります。
また、通販支援事業はやや地味で新鮮味に欠けますが、業績は堅調に推移しているため、事業面でそれなりの評価を得られそうです。
よって、リプライオリティのIPO評価はCが妥当だと考えています。リプライオリティIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
リプライオリティIPOの初値予想
リプライオリティIPOの初値予想は、仮条件決定後(9月3日以降)に追記させていただきます。
1,550円 (想定価格比:+30円)
リプライオリティIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
リプライオリティIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただ、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。
Jトラストグローバル証券 (主幹事) | BB検討中 |
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SBI証券 | BB参加 |
松井証券 | BB検討中 |
東海東京証券 | BB不参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
西日本シティTT証券 | 口座なし |
FFG証券 | 口座なし |
岡三オンライン | BB検討中 |
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