リスキル(291A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月2日から開始されます。

リスキルは社員研修の「リスキル」や新入社員IT研修プログラム「リスキルテクノロジー」を運営しています。

リスキルは黒田グループファイントゥデイホールディングスとの3社同時上場になるので、資金分散の影響が気になりますね。

リスキルIPOのBBスタンスとIPO評価

リスキル(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名リスキル
コード291A(サービス業)
主幹事証券SBI証券
幹事証券(委託含む)今村証券
丸三証券
水戸証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
松井証券
マネックス証券
岡三オンライン
SBIネオトレード証券
上場日12月17日
仮条件決定日11月28日(3,590円~3,730円に決定)
※上限突破の可能性あり(2,872円~4,476円)
ブックビルディング期間12月2日から12月6日まで
公開価格決定日12月9日
申込期間12月10日から12月13日まで
公募80,900株
売出し493,400株
OA86,100株
吸収金額23.7億円
時価総額74.7億円
想定価格3,590円
初値価格初値決定後に追記

SBI証券[旧イー・トレード証券]

リスキルIPOの事業内容

リスキルはビジネススキル全般に関する研修である「biz研修」とIT未経験者向けのエンジニア・DX研修である「tech研修」の2種類の研修を提供しています。

リスキルの研修サービス

また、biz研修とtech研修は「一社研修」「公開講座」「動画講座」の3つの形式で提供しています。

サービス形式

提供している研修カテゴリーは以下の通りです。

研修カテゴリー

リスキルの研修サービスにおける共通の特徴は、研修サービスの標準化と研修実施プロセスのDX化、その結果として安価な価格設定を実現していることです。

リスキルIPOの事業系統図

事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 人材採用費
  2. オフィス拡張のための設備投資
  3. 海外事業への展開費
  4. システム開発費

リスキルIPOの業績

リスキルの業績

(※画像クリックで拡大)

リスキルIPOの業績は好調に推移しているようです。

リスキルのIPO評価

リスキルは同時上場する3社の中では一番小型(吸収金額23.7億円)ですが、一番の値がさでもあるため、資金分散の影響を受けそうです。

ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株はなく、既存株主は代表取締役社長の松田航氏のみで、180日間のロックアップが掛かっているのは好材料です。

また、リスキルはリスキリングという国策とマッチした事業を展開していて、業績も好調に推移しているため、事業面で注目されると思います。

よって、リスキルのIPO評価はCが妥当だと考えています。リスキルIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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リスキルIPOの初値予想

リスキルIPOの初値予想は、仮条件決定後(11月28日以降)に追記させていただきます。

4,500円 (想定価格比:+910円)

リスキルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

リスキルIPOのBB(ブックビルディング)は前向きに参加するつもりです。主幹事のSBI証券だけでなく、松井証券マネックス証券などの平幹事も申し込むつもりです。

リスキルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SBI証券 (主幹事)BB参加
今村証券口座なし
丸三証券口座なし
水戸証券口座なし
岩井コスモ証券BB参加
岡三証券BB不参加
極東証券口座なし
松井証券BB参加
マネックス証券BB参加
岡三オンラインBB参加
SBIネオトレード証券BB参加


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