リガク・ホールディングス(268A)IPOの仮条件が決まっています。リガク・ホールディングスは超大型なイグジットIPOなので需給面に不安があります。
また、今年最大のお祭りになりそうな東京地下鉄IPOの翌々日の上場になるので、やや影も薄くなりそうですね。
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リガク・ホールディングスIPOの仮条件
1,230円~1,260円
リガク・ホールディングスIPOの仮条件は、想定価格の1,230円を下限に上方へ少しだけ拡げたレンジになっています。
ちなみに、リガク・ホールディングスIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は1,260.7億円から1,291.5億円にアップします。
また、IPOの新ルールが適用されているため、公開価格は仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下の価格である984円以上1,512円以下の範囲内で決定する可能性があります。
リガク・ホールディングスIPOの初値予想
1,260円 (想定価格比:+30円)
リガク・ホールディングスIPOは公募株ゼロの売出し株のみで、規模(吸収金額1,291.5億円)も大きいため、超大型なイグジットIPOということで警戒されると思います。
また、超話題の東京地下鉄IPOとBB(ブックビルディング)期間が重なっているため、資金もそちらに流れてしまいそうです。
さらに、まさかの新ルール適用で公開価格が仮条件の上限を突破する可能性もあるため、ますます参加しづらくなった印象です。
ただ、プライム市場へ新規上場したIPOの初値は公開価格を割れたことがないため、リガク・ホールディングスIPOも公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
リガク・ホールディングスIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
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幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 BofA証券 JPモルガン証券 auカブコム証券 |
リガク・ホールディングスIPOは当選枚数が多いので、主幹事の野村證券や三菱FJモルガン・スタンレー証券ならかなり期待できそうです。
ただ、初値で利益を得るような銘柄ではないことは頭に入れておく必要があると思います。
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