さくらさくプラス(7097)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の10月13日から開始されます。
さくらさくプラスは、本来なら今年の4月に新規上場する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によって中止していたので、仕切り直しての新規上場になります。
さくらさくプラス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | さくらさくプラス |
コード | 7097(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SBI証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 エース証券 楽天証券 |
上場日 | 10月28日 |
仮条件決定日 | 10月12日(2,230円~2,330円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月13日から10月19日まで |
公開価格決定日 | 10月20日(2,330円に決定) |
申込期間 | 10月21日から10月26日まで |
公募 | 350,000株 |
売出し | 327,400株 |
OA | 101,600株 |
吸収金額 | 17.4億円 |
時価総額 | 92.1億円 |
想定価格 | 2,230円→公開価格:2,330円 |
初値価格 | 3,435円 |
さくらさくプラスIPOの事業内容
さくらさくプラスは保育事業として、「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で運営しています。
さくらさくプラスIPOの保育施設形態別の事業モデル
また、さくらさくプラスは保育事業において保育所建設に最適な土地や建物を賃借するために、幅広く不動産物件の情報を収集しており、収集した物件情報を利活用して付随的に不動産仲介や管理業務を行っています。
さらに、さくらさくプラスは自社グループの有する保育サービスの国際展開の足掛かりとするべく、ベトナム現地法人のHanaTED.,JSCにおいてハノイ市内で「Hana home」保育所も運営しています。
さくらさくプラスIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 2021年7月期中に開設を予定している認可保育所(14施設)の設備投資資金として、2021年7月期中に全額を充当する予定
さくらさくプラスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
さくらさくプラスIPOの業績は、概ね好調に推移しているようですね。
さくらさくプラスのIPO評価
さくらさくプラスは、前回と比べて規模がやや小さく(前回20.4億円⇒今回17.4億円)なっていて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。
しかし、さくらさくプラスは大型なプレミアアンチエイジングとの同時上場なので、それでも資金分散の影響を受けるかもしれません。
ただ、保育事業はIPOで根強い人気があり、子育て支援というテーマ性もあるため、事業面で注目されそうです。
よって、さくらさくプラスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。さくらさくプラスIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
さくらさくプラスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
さくらさくプラスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加する予定です。
主幹事のSMBC日興証券を中心に、100%完全抽選のマネックス証券と楽天証券など、平幹事ももれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
楽天証券 | BB参加 |
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