Sansan(4443)IPOの仮条件が発表されました。Sansanは、以前からIPO候補として名前が挙がっていただけに注目度は抜群です。
しかし、Sansanは規模が大きくてVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多く、業績も毎年赤字なので、かなり警戒されそうですね。
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SansanのIPO仮条件
4,000円~4,500円
SansanのIPO仮条件は、想定価格の4,075円(想定仮条件3,650円~4,500円の平均価格)をほぼ下限に上方へ大きく拡げたレンジになっています。
Sansanは値がさで需給面に不安もあったので、もっと控え目な仮条件になると思っていただけに意外ですね。
ちなみに、SansanのIPO公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は352億円から388.6億円にアップするので、ますます重くなってしまいます。
SansanのIPO初値予想
4,250円⇒4,500円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:3,500円~5,000円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:4,500円~5,000円)
(※大手予想会社の初値予想第三弾:4,700円~5,000円)
Sansanは、IPOで人気化しやすい事業内容(法人向けクラウド名刺管理サービス)で注目度も高いと思います。
しかし、Sansanは規模(吸収金額388.6億円)が大きくて、売出株やVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いため、投資ファンドの出口案件として警戒されそうです。さらに、業績が毎年赤字という点も懸念材料です。
よって、SansanのIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。公開価格が仮条件の上限で決まれば、初値も多少のプラスになるかもしれませんが、上限で決まらなかった場合は、初値が公開価格を割れる可能性が高まりそうです。
SansanのIPO幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 マネックス証券 極東証券 カブドットコム証券 |
SansanのIPOは大型で当選枚数が多いため、主幹事の野村證券ならかなり期待できそうです。
また、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事でも当選のチャンスが十分にありそうですね。
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