住信SBIネット銀行(7163)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月14日から始まります。
住信SBIネット銀行はご存知の方も多いと思いますが、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが50%ずつ出資しているネット専業銀行です。
住信SBIネット銀行は昨年(2022年)の3月に新規上場する予定でしたが、上場を中止していたので今度こそ無事に新規上場してほしいですね。
住信SBIネット銀行(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 住信SBIネット銀行 |
コード | 7163(銀行業) |
主幹事証券 | 野村證券 SBI証券 ゴールドマン・サックス証券 大和証券 UBS証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 シティグループ証券 BofA証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 岡三証券 極東証券 東洋証券 松井証券 みずほ証券 SBIネオトレード証券 岡三オンライン CONNECT |
上場日 | 3月29日 |
仮条件決定日 | 3月13日(1,200円~1,260円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月14日から3月17日 |
公開価格決定日 | 3月20日(1,200円に決定) |
申込期間 | 3月22日から3月27日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 41,468,400株 (国内:29,546,400株 海外:11,922,000株) |
OA | 6,220,200株 |
吸収金額 | 600.9億円 (国内:450.7億円 海外:150.2億円) |
時価総額 | 1,900億円 |
想定価格 | 1,260円→公開価格:1,200円 |
初値価格 | 1,222円 |
住信SBIネット銀行IPOの事業内容
住信SBIネット銀行は、「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」をコンセプトに、「デジタルバンク事業」と「NEOBANK®」サービスを中心とした「BaaS(Banking as a Service)事業」を展開しています。
デジタルバンク事業では、モバイルアプリ・インターネットを用いて個人・法人顧客にフルバンキングサービス(融資、決済、預金など)を提供し、2022年12月に預金口座数が590万口座を突破、2022年12月に住宅ローン累計取扱高が8.9兆円を突破しています。
BaaS事業では、銀行の持つサービス機能(Banking)の中から、パートナー企業の課題解決に必要なものを、APIなどのFinTechを活用してスムーズに提供しています。
住信SBIネット銀行は2020年に日本航空、2021年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ、ヤマダホールディングス、オープンハウス、2022年にSBI証券、髙島屋、SBIレミット、2023年に第一生命保険と戦略的パートナーシップを締結し、サービス提供を開始しています。
その後も三井住友信託銀行及び松井証券等との間で「NEOBANK®」サービスの提供又はそれに向けた協議に関する合意をしており、今後も提携先の拡大により、最先端のテクノロジーを活用した金融サービスの提供を目指しています。
また、SBIネット銀行は自社の金融サービス・ノウハウ等と子会社のリソース・技術力等の組み合わせにより、付加価値の高い事業展開を目指しています。
住信SBIネット銀行IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
住信SBIネット銀行IPOの業績は、概ね堅調に推移していて問題なさそうです。
住信SBIネット銀行のIPO評価
住信SBIネット銀行は、前回新規上場しようとした時と比べて公募株数が5,453,500株から0株、売出株数が54,702,000株から41,468,400株、OA株数が9,023,000株から6,220,200株、吸収金額が1,328.2億円から600.9億円へと削減されています。
また、住信SBIネット銀行IPOは海外への販売も予定されているため、国内の吸収金額は450.7億円になります。
しかし、住信SBIネット銀行はAnyMind Groupとノイルイミューン・バイオテックとの3社同時上場になるため、それでも需給面に不安があります。
さらに、住信SBIネット銀行は上場市場が東証1部から東証スタンダードへとスケールダウンしていることも少し気になります。
ただ、住信SBIネット銀行は初モノ(ネットバンク初のIPO)で知名度も高いため、話題性十分で注目度も高いと思います。
よって、住信SBIネット銀行のIPO評価はCが妥当だと考えています。住信SBIネット銀行IPOは、今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
住信SBIネット銀行IPOの初値予想
1,260円 (想定価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,360円~1,500円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,260円~1,400円)
↓(上場直前の初値予想)
1,200円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,200円)
住信SBIネット銀行IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
住信SBIネット銀行IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
ゴールドマン・サックス証券 (主幹事) | 口座なし |
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
UBS証券 (主幹事) | 口座なし |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
シティグループ証券 | 口座なし |
BofA証券 | 口座なし |
アイザワ証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | 口座なし |
松井証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
SBIネオトレード証券 | BB検討中 |
CONNECT | BB検討中 |
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