シマダヤ(250A)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の9月12日からスタートします。

シマダヤは家庭用のチルドめんや冷凍めんをはじめとする麺類及び関連食料品の製造・販売を行っています。

ちなみに、シマダヤは親会社のメルコホールディングス(6676)からのスピンオフIPOになります。

シマダヤIPOのBBスタンスとIPO評価

シマダヤ(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名シマダヤ
コード250A(食料品)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)東海東京証券
みずほ証券
岡三証券
SBI証券
楽天証券
岡三オンライン
上場日10月1日
仮条件決定日9月11日(1,620円~1,880円に決定)
ブックビルディング期間9月12日から9月19日まで
公開価格決定日9月20日(1,880円に決定)
申込期間9月24日から9月29日まで
公募0株
売出し2,280,700株
OA342,100株
吸収金額49.3億円
時価総額285.9億円
想定価格1,880円→公開価格:1,880円
初値価格1,760円

シマダヤIPOの事業内容

シマダヤは家庭用事業部門において一般家庭向けにチルド麺及び冷凍麺を主要な商品として、業務用事業部門において外食・中食向けに冷凍麺を主要な商品として製造販売しています。

ちなみに、売上高構成比は家庭用事業62%、業務用事業38%になっています。

シマダヤの売上構成

シマダヤは麺類の専業メーカーとして蓄積してきた商品開発力のもと、生産面では大規模な麺生産のノウハウや高度な衛生管理技術を有しています。

また、流通販売面では家庭用でスーパーマーケットなどの小売業への広範な直販ルートを構築し、業務用では卸売業者を通じて飲食業などへ積極的な提案営業を展開しています。

シマダヤの特徴と強み

シマダヤがこれまでに開発した代表的な付加価値商品としては、共働き世帯の増加に伴う調理時間の短縮ニーズに対して簡単に作れて美味しい「流水麺」シリーズ、近年の健康志向の高まりに応えて塩分や糖質などを抑えた「健美麺」シリーズなどがあります。

シマダヤの開発商品

シマダヤIPOの事業系統図

シマダヤの事業系統図

シマダヤIPOの業績

シマダヤの業績

(※画像クリックで拡大)

シマダヤIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。

シマダヤのIPO評価

シマダヤは親会社のメルコホールディングス(6676)からの株式分配型スピンオフによるIPOなので、通常のIPOとは異なります。

メルコホールディングスの株式を保有していれば、同数のシマダヤIPOの株式が貰えるため、抽選に当選しなくてもIPO株をゲットすることができます。

ちなみに、日本初のスピンオフIPOだったカーブスホールディングスの初値(公開価格750円→初値670円)は公開価格割れでした。

シマダヤは知名度があり、ニップンと日清製粉にそれぞれ5億円に相当する株式を上限に親引けも予定されています。

しかし、それでも規模(吸収金額49.3億円)は大きく、スピンオフIPOでもあるため、需給面に不安があります。

よって、シマダヤのIPO評価はDが妥当だと考えています。シマダヤIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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シマダヤIPOの初値予想

シマダヤIPOの初値予想は、仮条件決定後(9月11日以降)に追記させていただきます。

1,880円 (想定価格比:±0円)

↓(上場直前の初値予想)

1,730円 (公開価格比:-150円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:1,950円)

シマダヤIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

シマダヤIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。

シマダヤIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB検討中
東海東京証券BB不参加
みずほ証券BB不参加
岡三証券BB不参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
岡三オンラインBB検討中


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