ソシオネクスト(6526)IPOの仮条件が発表されました。また、ソシオネクストIPOは仮条件の発表に合わせて売出株とOA株を大幅に増やしています。

ソシオネクストIPOは当初から規模の大きさが懸念されていたのに、さらに規模が大きくなってしまったので、どう判断して良いのか分かりませんね。

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ソシオネクストIPOの仮条件

3,480円~3,650円

ソシオネクストIPOの仮条件は、想定価格の3,480円を下限に上方へ拡げたレンジになっています。

ソシオネクストIPOは需給面に不安があったため、もっと弱めの仮条件になると予想していたので少し驚きました。

ちなみに、ソシオネクストIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は732.2億円から768億円にアップします。

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ソシオネクストIPOの初値予想

3,650円 (想定価格比:+170円)

(※大手予想会社の初値予想第一弾:3,580円~3,700円)

(※大手予想会社の初値予想第二弾:3,650円~4,000円)

ソシオネクストIPOは東証プライム市場への単独上場ですが、公募株ゼロの売出株のみで、規模(吸収金額768億円)もさらに大きくなっているため、やはり需給面に不安があります。

ただ、仮条件は強めで、売出株とOA株も増やした(売出株11,816,200株→18,297,300株、OA株1,772,400株→2,744,500株)ということは、それだけ機関投資家の評価が良かったとも言えそうです。

また、半導体事業は半導体不足が問題になっていることから注目度が高く、業績も堅調に推移しているため、事業面で関心を集めるかもしれません。

よって、ソシオネクストIPOは地合いに左右されそうですが、今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

まずは、公開価格が仮条件の上限で決まるかどうかが第一ポイントになると思います。上限で決まらない場合、公開価格を割れる可能性が一気に高まりそうです。

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