昨日(12月19日)過去最大規模のソフトバンク(9434)IPOが東証1部市場へ新規上場しましたが、公開価格1,500円に対して初値1,463円の公開価格割れという残念な結果に終わりました。

携帯料金の値下げ圧力、大規模通信障害、行政指導、HUAWEI(ファーウェイ)問題と、逆風吹き荒れる中での上場でしたが、さらに地合いの悪化もあいまって、悪い意味でIPO史上に残る新規上場になってしまいました。

上場に向かってこれだけ次々と悪材料が出るのは珍しく、普通なら上場延期になってもおかしくない状況でしたが、規模が規模だけに延期するわけにもいかず、個人投資家が被る形になってしまった感じです。

にほんブログ村などにも様々な見解がアップされていますが、当選された方が多かっただけに多くの方が損失を被っており、やや尾を引くかもしれませんね。

私も朝の気配を見た時点でロスカットを決意し、当選分の400株を初値で売却しました。あわよくば公開価格と同値くらいの初値を期待していましたが甘かったですね。

ソフトバンクIPOの約定画像(SMBC日興証券

ソフトバンク(SMBC日興証券)

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ソフトバンクIPOの約定画像(みずほ証券

ソフトバンク(みずほ証券)

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その他、岡三証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券も同様に初値(1,463円)でロスカットしています。

結局、585,200円(1,463円×400株)-600,000円(1,500円×400株)=-14,800円(手数料除く)のマイナスでしたが、引受価格で逃げられたため、想定内の損失で終えられたのは不幸中の幸いでした。


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ちなみに、ソフトバンク(9434)IPOは1,463円で初値形成後、一度も公開価格にタッチすることなく値を下げ、全く良いところなく1,282円で初日の取引を終えました。

ソフトバンク(9434)IPO初日の株価チャート(12月19日)

ソフトバンクの株価チャート(12月19日)

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ソフトバンクIPOは、本日もさらに値を下げて始まっているので、しばらくの間は市場に悪影響を与えそうで心配ですね。

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