SOSiLA物流リート投資法人(2979)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の11月22日から始まります。
SOSiLA物流リート投資法人は、3月に新規上場したサンケイリアルエステート投資法人以来、久しぶりのリートIPOになりますね。
SOSiLA物流リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | SOSiLA物流リート投資法人 |
コード | 2979 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 野村證券 |
上場日 | 12月10日 |
仮条件決定日 | 11月22日(100,000円~103,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月25日から11月29日まで |
公開価格決定日 | 12月2日(103,000円に決定) |
申込期間 | 12月3日から12月6日まで |
公募 | 487,000口 |
売出し | 0口 |
OA | 24,350口 |
吸収金額 | 511.4億円 |
時価総額 | 490億円 |
想定価格 | 100,000円→公開価格:103,000円 |
初値価格 | 112,500円 |
SOSiLA物流リート投資法人IPOの事業内容
SOSiLA物流リート投資法人は、スポンサーである住友商事が開発したSOSiLA(ソシラ)シリーズを中心に、物流不動産及びインダストリアル不動産へ投資する投資法人です。
ちなみに、「SOSiLA」とは社会とのつながり(=Sociability)・環境への配慮や持続的成長(=Sustainability)・人と労働環境への配慮(=Individuality)の3つのテーマを基に、新たな物流施設のあり方(Logistic Aspect)を目指す事業コンセプトを表現したものになっています。
SOSiLA物流リート投資法人は、今後も継続的な物流不動産の開発が見込まれる住友商事との間で締結されたスポンサーサポート契約に基づく、将来的な優先交渉権付与の対象となるSOSiLAシリーズを中心として、今後も継続的にポートフォリオを成長させることを目指しています。
SOSiLA物流リート投資法人の上場時ポートフォリオの概要
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また、SOSiLA物流リート投資法人はスポンサーである住友商事の高い信用力及び住友商事グループが有する金融機関とのリレーション等を活かした効率的な財務運営とキャッシュマネジメントを目指しています。
SOSiLA物流リート投資法人の財務戦略
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SOSiLA物流リート投資法人のIPO評価
SOSiLA物流リート投資法人は、ALiNKインターネットとテクノフレックスとの3社同時上場で、規模(吸収金額511.4億円)もそれなりにあるため、資金分散の影響を受けそうです。
また、右肩上がりで絶叫調だったリート指数が、ここにきて急落しているのも少し気になります。
東証REIT指数
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ただし、SOSiLA物流リート投資法人のスポンサーは住友商事なので、リートIPOで有力なポイントであるスポンサー力という点には問題がありません。
さらに、SOSiLA物流リート投資法人の平均鑑定NOI利回りは4.9%と平均的な数値ですが、株式会社日本格付研究所(JCR)よりA+(安定的)の長期発行体格付を付与されていることもプラス要素です。
よって、SOSiLA物流リート投資法人のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。SOSiLA物流リート投資法人IPOは、今のところ公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
※REIT(リート)IPOは通常のIPOと異なりますので、初心者の方は注意して下さい。
SOSiLA物流リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SOSiLA物流リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
SOSiLA物流リート投資法人IPOはリートIPOなので、長期保有も視野に入れながら、主幹事のSMBC日興証券を中心に申し込みたいと思います。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 (主幹事) | BB参加 |
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | ネット口座での取扱いなし |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社