スプリックス(7030)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月12日から開始されます。スプリックスは、東証1部上場が濃厚な大型IPOなので、初値が跳ねる可能性は低そうです。
また、スプリックスはIPOラッシュ終盤での新規上場なので、買い疲れの影響も少し気になりますね。
スプリックス(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | スプリックス |
コード | 7030 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 みずほ証券 極東証券 SBI証券 エース証券 岩井コスモ証券 |
上場日 | 6月29日 |
仮条件決定日 | 6月8日(2,180円~2,400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月12日から6月18日まで |
公開価格決定日 | 6月19日(2,400円に決定) |
申込期間 | 6月21日から6月26日まで |
公募 | 412,500株 |
売出し | 5,119,700株 |
OA | 829,800株 |
吸収金額 | 138.7億円 |
時価総額 | 355.4億円 |
想定価格 | 2,180円→公開価格:2,400円 |
初値価格 | 初値決定後に追記 |
スプリックスIPOの事業内容
スプリックスは日本最大規模の個別指導事業をはじめ、教育IT事業、教育コンテンツ事業、生涯教育事業を展開している総合教育企業です。
個別指導事業では、業界トップクラスの成長率の個別指導塾「森塾」と、教育ITを利用した「自立学習RED」の運営及びフランチャイズ展開を行っています。
教育IT事業では、学習動画や学習マンガ等の教育アプリの企画・開発を含め、様々なネット上の学習コンテンツを提供しています。
教育コンテンツ事業では、ダントツのシェアを誇る学習塾運営ツール「フォレスタ」シリーズの開発・販売や、掲載塾数で日本最多の塾講師専門の求人サイト「塾講師JAPAN」の運営などを行っています。
生涯教育事業では、日本最大規模のクラス数を誇る社会人を対象としたダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」の運営を行っています。
スプリックスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
スプリックスIPOの売上は綺麗な右肩上がりで、利益も急激に伸びていて好調そうです。
スプリックスのIPO評価
スプリックスは東証1部濃厚ですが、それでも規模(吸収金額138.7億円)の大きさは懸念材料です。また、スプリックスは公募株の10倍以上という売出株の多さも警戒されそうです。
ただ、スプリックスが運営する「森塾」の知名度は高く、教育ITという国策とマッチしたテーマ性があり、業績も好調に推移している点で注目されそうです。
よって、スプリックスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。スプリックスIPOは、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。
スプリックスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
スプリックスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ主幹事の野村證券と、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券だけ申込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
極東証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB不参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社