SREホールディングス(2980)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月4日から始まります。
SREホールディングスは、旧社名がソニー不動産というところからも分かる通り、ソニーグループの下で不動産事業を展開している企業です。
また、SREホールディングスはヤフーと業務提携していることでも関心を集めそうです。
SREホールディングス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | SREホールディングス |
コード | 2980 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 マネックス証券 楽天証券 |
上場日 | 12月19日 |
仮条件決定日 | 12月3日(2,550円~2,650円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月4日から12月10日まで |
公開価格決定日 | 12月11日(2,650円に決定) |
申込期間 | 12月12日から12月17日まで |
公募 | 1,400,000株 (国内:982,400株 海外:417,600株) |
売出し | 3,084,600株 (国内:2,164,800株 海外:919,800株) |
OA | 672,600株 |
吸収金額 | 153.4億円 |
時価総額 | 450.1億円 |
想定価格 | 2,975円 (想定仮条件2,500円~3,450円の平均価格) →公開価格:2,650円 |
初値価格 | 2,475円 |
SREホールディングスIPOの事業内容
SREホールディングスは、ソニーが有するAI/ITテクノロジーや、ヤフーの有する豊富なデータトラフィックを基盤として、「不動産事業」「ITプラットフォーム事業」「AIソリューション事業」を展開しています。
不動産事業では、エージェント制を特長とした不動産仲介サービス及びIoT/AI技術を駆使した高付加価値物件の販売を行っています。
ITプラットフォーム事業では、個人及び法人顧客向けに不動産売買プラットフォーム「おうちダイレクト」を提供しています。
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AIソリューション事業では、AIを搭載した不動産価格推定エンジンを中心にパッケージ化した製品を提供するAIクラウドサービスと、AIによる将来予測ツールを用いたAIコンサルティングサービスを展開しています。
SREホールディングスIPOの業績
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SREホールディングスIPOの売上は順調に伸びており、利益も黒字転換してからさらに伸びているので、概ね好調そうですね。
SREホールディングスのIPO評価
SREホールディングスは、IPOラッシュ真っ只中での新規上場というだけでなく、ランディックスとの同時上場で規模(吸収金額153.4億円)も大きいため、需給面に不安があります。
また、SREホールディングスはソニーの子会社なので、親子上場になる点も少し気になります。
ただ、SREホールディングスは不動産テックやAI(人工知能)というテーマ性があり、業績も好調なことから一定の評価を得られそうです。
よって、SREホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。SREホールディングスIPOは、今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
SREホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SREホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。
SREホールディングスIPOは、やはり規模の大きさが気になるので、他銘柄の動向や地合いを見極めながら、一部の証券会社だけ参加しようかと考えています。
また、SBI証券だけは落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込むつもりです。
SMBC日興証券 | 検討中 |
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大和証券 (主幹事) | 検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | 検討中 |
マネックス証券 | 検討中 |
楽天証券 | 検討中 |
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