スマサポ(9342)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月13日からスタートします。スマサポは不動産管理会社向けソリューションを提供しています。
スマサポは12月最後のIPOになるので、注目度は高まりそうです。また、スマサポは単独上場なのもプラス要素ですね。
スマサポ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | スマサポ |
コード | 9342(サービス業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SBI証券 松井証券 マネックス証券 岡三証券 楽天証券 岡三オンライン |
上場日 | 12月29日 |
仮条件決定日 | 12月9日(720円~800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月13日から12月19日 |
公開価格決定日 | 12月20日(800円に決定) |
申込期間 | 12月21日から12月26日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 140,000株 |
OA | 43,500株 |
吸収金額 | 2.5億円 |
時価総額 | 17.9億円 |
想定価格 | 760円→公開価格:800円 |
初値価格 | 2,250円 |
スマサポIPOの事業内容
スマサポは不動産テックカンパニーとして、不動産管理会社向けに様々なソリューションサービスを提供しています。
売上の大半を占めている入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」は、従来不動産管理物件の新規入居者との接点を持たなかった不動産管理会社に対して、 入居者との継続的な関係を築く契機として、入居時のお礼や満足度アンケート調査の実施を代行するとともに、生活 に必要な各種ライフラインサポート等の案内を手掛けるサービスになっています。
具体的には、アンケートを行った入居者の意向を伺い、新電力、インターネット回線、ウォーターサーバー等の新生活に供するサービスのご案内や、新電力、インターネット回線、ウォーターサーバー等の商材提供事業者への取次ぎ等を行っています。
入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者のコミュニケーションをデジタル化するアプリになっています。
具体的には、入居者が賃貸借契約を締結してから発生する「入居時点検」「駐車場・駐輪場契約、更新、退去等の各種申請」や「近隣トラブルの相談」等、これまでは紙、FAX、電話で行われていた事が、「totono」を活用することでデジタル化できます。
スマサポ内覧サービス「SKB」は、Sumasapo Key Boxの略で、賃貸物件の内覧時における鍵の管理業務効率化を図るためのキーボックスになっています。
「SKB」では内覧用の鍵を空室のドアに設置したキーボックス内に格納し、そのキーボックスの開閉はアプリによって行われるようになるため、鍵の管理を行う必要がなくなります。
家賃保証サービス「sumai保証」は、入居者の連帯保証人を代行するサービスになっています。
入居者にとっては、保証料を支払うことで連帯保証人を立てる必要がなくなり、不動産管理会社にとっては、規定する保証の範囲内で滞納賃料や原状回復費用の未回収分等の立替えを受けることができます。
IPOによる手取金の使途
- ソフトウエア開発費用
スマサポIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
スマサポIPOの売上は右肩上がりで、利益はバラついていますが、今期は黒字見込みとなっています。
スマサポのIPO評価
スマサポは今年最後のIPOで規模(吸収金額2.5億円)が小さく、単独上場でもあるため、需給面で人気化すると思います。
また、スマサポは不動産テックやDX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマ性でも注目されそうです。
よって、スマサポのIPO評価はAが妥当だと考えています。スマサポIPOは公開価格の2倍以上の高い初値が付くと予想しています。
スマサポIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
スマサポIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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