SYSホールディングス(3988)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(6月14日)から始まります。
SYSホールディングスは、ツナグ・ソリューションズとGameWithとの3社同時上場ですが、どの銘柄もそれなりの人気を集めそうです。
今年、東海東京証券が主幹事を務めるのは、2月10日に新規上場した安江工務店(1439)に続いて二度目になります。東海東京証券が主幹事を務めるIPOは全般的に好印象で、個人的な相性も良いため、秘かに期待しています。
SYSホールディングス(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | SYSホールディングス |
コード | 3988 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 安藤証券 エース証券 SBI証券 |
上場日 | 6月30日 |
仮条件決定日 | 6月12日(2,360円~2,560円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月14日から6月20日まで |
公開価格決定日 | 6月21日(2,560円に決定) |
申込期間 | 6月22日から6月27日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 100,000株 |
OA | 45,000株 |
吸収金額 | 8.8億円 |
想定価格 | 2,560円 |
初値価格 | 5,530円 |
SYSホールディングスIPOの事業内容
SYSホールディングスは、ITシステムの開発(グローバル製造業、社会情報インフラ、モバイル)や、ITソリューション・サービスの提供を中核とする総合情報サービス事業を展開しています。
グローバル製造業ソリューションでは、、海外市場を販路として成長を遂げている製造業企業をターゲットとしており、自動車、重工業、工作機械、鉄鋼、輸送等の関連企業を主要顧客として総合情報サービスを提供しています。
社会情報インフラ・ソリューションでは、電力・ガス等のエネルギー、生命保険・クレジットカード、リース・証券等の金融、印刷帳票、鉄道、不動産関連など、社会インフラ及び情報インフラに関連するサービスを提供する企業・官公庁を対象に総合情報サービスを提供しています。
モバイル・ソリューションでは、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末を中心とした総合情報サービスを提供しております。
また、連結子会社の(株)エス・ケイでは、カスタマイズ対応クラウド型業務報告システム「Field Plus」や、携帯電話からPCまで緊急メール・SMSを一斉配信出来る災害リスク管理「Quick Safety」等を販売しています。
SYSホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
SYSホールディングスIPOの業績は、グループ化してからの4期分しかありませんが、大きな問題は無さそうです。また、2017年7月期の業績も増収増益の見通しになっています。
SYSホールディングスのIPO評価
SYSホールディングスは、ジャスダック市場への新規上場ですが、同時上場する3社の中で一番規模(吸収金額8.8億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面は良好だと思います。
また、SYSホールディングスはインフラという社会性や、ビッグデータというテーマ性でも注目されそうです。
よって、SYSホールディングスのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。SYSホールディングスは、3社同時上場という点が懸念材料ですが、それでも公開価格の2倍程度は狙えると予想しています。
SYSホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SYSホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨むつもりです。主幹事の東海東京証券を中心に、SMBC日興証券やSBI証券など、ネットから申し込める証券会社全てに申込んで、当選を目指したいと思います。
東海東京証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
安藤証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社