タカラレーベン不動産投資法人(3492)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(7月11日)から開始されます。タカラレーベン不動産投資法人は、通常のIPOとは異なるREIT(リート)IPOなので、注目度はやや低そうです。
また、タカラレーベン不動産投資法人はプロレド・パートナーズとの同時上場で、前日にも人気化しそうなアクリートとエクスモーションが新規上場するため、ますます影が薄くなりそうですね。
タカラレーベン不動産投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | タカラレーベン不動産投資法人 |
コード | 3492 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 野村證券 |
上場日 | 7月27日 |
仮条件決定日 | 7月10日(96.000円~100,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月11日から7月18日まで |
公開価格決定日 | 7月19日(96,000円に決定) |
申込期間 | 7月20日から7月25日まで |
公募 | 344,000口 |
売出し | 0口 |
OA | 17,000口 |
吸収金額 | 361億円 |
時価総額 | 345億円 |
想定価格 | 100,000円→公開価格:96,000円 |
初値価格 | 92,000円 |
↑タカラレーベン不動産投資法人IPO主幹事のSMBC日興証券↑
タカラレーベン不動産投資法人IPOの事業内容
タカラレーベン不動産投資法人は、タカラレーベン、PAG、共立メンテナンス、ヤマダ電機をスポンサーとし、オフィス、住宅、ホテル、商業施設を投資対象とする総合型J-REITとして、投資主価値の最大化、持続的な環境の創造、地域と社会への貢献を目指しています。
また、タカラレーベン不動産投資法人は、スポンサー各社の持つ強みを最大限に活用することによる物件開発、物件再生及び外部不動産マーケットでの機動的な物件取得により、多様性があり安定的な総合型ポートフォリオを構築することで、安定的なキャッシュ・フローを創出しています。
タカラレーベン不動産投資法人IPOのポートフォリオ
(※画像クリックで拡大)
タカラレーベン不動産投資法人の平均NOI利回りは、上記のように5.2%とまずまずの数値になっています。
タカラレーベン不動産投資法人のIPO評価
タカラレーベン不動産投資法人の吸収金額は、想定価格ベースで361億円なので、REIT(リート)IPOとしては大きいというほどではありません。
ただ、タカラレーベン不動産投資法人はREIT(リート)IPOで重要視されているスポンサー力という点が少し弱く感じます。
よって、タカラレーベン不動産投資法人のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。タカラレーベン不動産投資法人IPOは、通常のIPOとは異なるREIT(リート)IPOで、ややリスクもあるため、初心者の方はあえて参加する必要はないと思います。
タカラレーベン不動産投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
タカラレーベン不動産投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、長期保有も視野に主幹事のSMBC日興証券だけ参加しようかと考えています。
ちなみに、ネットから申し込めるのは主幹事のSMBC日興証券と幹事のみずほ証券の2社です。
SMBC日興証券 | BB参加 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社