TalentX(330A)IPOのBB(ブックビルディング)が、月末の2月28日から始まります。
TalentX(タレントエックス)は持続可能な採用マーケティングを支援するタレント獲得プラットフォーム「Myシリーズ」を提供しています。
TalentXは3月最初のIPOということでも注目されそうです。
TalentX(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | TalentX |
コード | 330A(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 楽天証券 岡三証券 丸三証券 マネックス証券 松井証券 岩井コスモ証券 水戸証券 東洋証券 極東証券 あかつき証券 むさし証券 岡三オンライン |
上場日 | 3月18日 |
仮条件決定日 | 2月26日(650円~750円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月28日から3月6日まで |
公開価格決定日 | 3月7日(750円に決定) |
申込期間 | 3月10日から3月13日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 1,655,100株 |
OA | 255,700株 |
吸収金額 | 14.7億円 |
時価総額 | 41.3億円 |
想定価格 | 750円→公開価格:750円 |
初値価格 | 1,026円 |
TalentX(330A)IPOの事業内容
TalentXはテクノロジーとAIを駆使して日本企業の人材獲得力を強化する採用DXプラットフォームを提供しています。
MyReferは従業員をリクルーター化し、ネットワークによる採用活動を促進するリファラル採用サービスになっています。
MyTalentは転職市場に現れない潜在層にAIを活用し、半自動でスカウトを実施する採用マーケティングツールになっています。
MyBrandはノーコードでオリジナルの採用メディアを簡単に作れるツールとなっています。
TalentX(330A)IPOの事業系統図
TalentXの事業は、求人を募集している企業から、原則として1年以上の月額課金を収受するモデルとなっており、売上全体の95%がこのようなストック収益で成り立っています。
TalentX(330A)IPOの経営指標
IPOによる手取金の使途
- 人材採用費
- システム開発関連費
TalentX(330A)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
TalentX(330A)IPOの売上は順調に伸びていて、利益も黒字転換しているので、今後に期待できそうです。
TalentXのIPO評価
TalentXは手頃な価格で、規模(吸収金額14.7億円)もさほど大きくないため、需給面は良好だと思います。
また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約73万株)は公開価格の1.5倍でロックアップが解除されますが、初値形成後でないと売却できない旨記されているのも安心材料です。
ただ、ほとんどが売出し株なので、イグジット(出口)案件としてやや警戒されるかもしれません。
TalentXの業績は好調で、HRテック、DX、SaaSといったテーマ性もあるため、事業面では注目されそうです。
よって、TalentXのIPO評価はCが妥当だと考えています。TalentX(330A)IPOは公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
TalentX(330A)IPOの初値予想
TalentX(330A)IPOの初値予想は、仮条件決定後(2月26日以降)に追記させていただきます。
1,000円 (想定価格比:+250円)
TalentX(330A)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
TalentX(330A)IPOのBB(ブックビルディング)は前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券だけでなく、マネックス証券や松井証券などの平幹事も申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
丸三証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
極東証券 | 口座なし |
あかつき証券 | 口座なし |
むさし証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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