田中建設工業(1450)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(11月30日)からスタートします。田中建設工業は、社名からも分かる通り、建設セクターの地味めなIPOですが、規模の小ささで注目されているようです。

また、田中建設工業はテクノスデータサイエンス・エンジニアリングとの同時上場ですが、吸収金額は両方合わせても25.8億円程度なので、なんとかこなせそうですね。

田中建設工業

田中建設工業(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名田中建設工業
コード1450
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)むさし証券
みずほ証券
ちばぎん証券
東海東京証券
岡三証券
極東証券
岡三オンライン証券
上場日12月18日
仮条件決定日11月28日(2,210円~2,400円に決定)
ブックビルディング期間11月30日から12月6日まで
公開価格決定日12月7日(2,400円に決定)
申込期間12月10日から12月13日まで
公募155,000株
売出し155,000株
OA46,500株
吸収金額7.9億円
時価総額47億円
想定価格2,210円→公開価格:2,400円
初値価格2,570円

田中建設工業IPOの事業内容

田中建設工業は、現況調査、工法の提案、施工管理、外注・資機材手配、安全管理、原価管理、行政対応、近隣対応等の解体事業全般を行っています。

また、田中建設工業は建築構造物解体工事に関連する土木工事、山留工事、基礎解体工事、杭抜き工事等の施工監理も行っています。

さらに、田中建設工業はアスベスト、PCB(ポリ塩化ビフェニル)、ダイオキシン等の有害汚染物質除去や、地下水の浄化及び土壌改良等にも力を入れています。

田中建設工業IPOの業績

田中建設工業の業績

(※画像クリックで拡大)

田中建設工業IPOの業績は、概ね好調に推移しているので、特に問題なさそうです。

田中建設工業のIPO評価

田中建設工業は、吸収金額が想定価格ベースで7.9億円と小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、それなりの人気を集めると思います。

また、田中建設工業は有害汚染物質除去や地下水の浄化などに取り組んでいることから、ESG(環境・社会・ガバナンス)関連銘柄としても、一定の評価を得られそうです。

よって、田中建設工業のIPO評価は、Bが妥当だと考えています。田中建設工業IPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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田中建設工業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

田中建設工業IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込む予定です。主幹事の野村證券を中心に、みずほ証券岡三オンライン証券など、ネットから申し込める幹事証券全てに申し込むつもりです。

田中建設工業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
むさし証券BB参加
みずほ証券BB参加
ちばぎん証券口座なし
東海東京証券BB参加
岡三証券BB参加
極東証券口座なし
岡三オンライン証券BB参加

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