テクノフレックス(3449)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の11月25日から開始されます。テクノフレックスは東証2部の地味な銘柄なので、あまり注目されていないようです。
また、テクノフレックスはALiNKインターネットとSOSiLA物流リート投資法人との3社同時上場なので、多少なりとも資金分散の影響も受けそうですね。
テクノフレックス(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | テクノフレックス |
コード | 3449 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SMBC日興証券 DMM.com証券 |
上場日 | 12月10日 |
仮条件決定日 | 11月22日(870円~900円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月25日から11月29日まで |
公開価格決定日 | 12月2日(900円に決定) |
申込期間 | 12月3日から12月6日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 2,150,000株 |
OA | 350,000株 |
吸収金額 | 23.5億円 |
時価総額 | 185.8億円 |
想定価格 | 870円→公開価格:900円 |
初値価格 | 1,062円 |
テクノフレックスIPOの事業内容
テクノフレックスは、金属加工技術を活用し、管継手(かんつぎて)と呼ばれる配管同士の接続部分を製造する管継手事業を中心に、その管継手の活用や、その関連技術の応用分野において、管継手関連事業、金属塑性(そせい)加工事業及び介護事業の4つの事業を展開しています。
管継手事業では、ホース状に製品自身を曲げて使用するフレキシブル継手及び提灯のように製品を伸縮させて使用する伸縮管継手の製造・販売を行っています。
管継手関連事業は、消防設備の設計・施工・管理、貯水機能付給水管装置の製造・販売及び水道管や電柱の切断装置の製造・販売を行っています。
金属塑性加工事業では、金属管(鉄・ステンレス・アルミ・銅・チタン等)の各種塑性加工品の製造・販売を行っています。
介護事業では、要介護者向けに福祉用具のレンタル・販売、介護用住宅改修(バリアフリー化・手すりの取り付け等)、介護用マットレスの洗浄等を中心に事業を展開しています。
テクノフレックスIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
テクノフレックスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
テクノフレックスIPOの業績は、東証2部らしく概ね堅調に推移しているようですね。
テクノフレックスのIPO評価
テクノフレックスは、ALiNKインターネットとSOSiLA物流リート投資法人との3社同時上場というだけでなく、東証2部への新規上場で売出株(2,150,000株)やVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いため、需給面に不安があります。
ただ、テクノフレックスは全体的に地味ながらも堅実な印象で、このところバリュー株に資金が流れることも多いため、意外と健闘する可能性も無きにしも非ずだと思います。
よって、テクノフレックスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。テクノフレックスIPOは、公開価格をわずかに上回ったところで初値形成すると予想しています。
テクノフレックスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
テクノフレックスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。締切日直前の地合いなどを考慮しながら最終的に参加するかどうか決めたいと思います。
大和証券 (主幹事) | 検討中 |
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野村證券 | 検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
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