ティーケーピー(3479)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(3月8日)から開始されます。ティーケーピーは、IPOラッシュ中にもかかわらず、単独上場なのでスケジュールには恵まれています。
ただ、ティーケーピーIPOは想定価格(5,890円)が高く、IPOラッシュ終盤での上場なので、買い疲れや資金分散の影響は少なからずありそうです。
ティーケーピー(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ティーケーピー |
コード | 3479 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 東海東京証券 岡三証券 藍澤證券 SMBCフレンド証券 SBI証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 3月27日 |
仮条件決定日 | 3月7日(5,890円~6,060円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月8日から3月14日まで |
公開価格決定日 | 3月15日(6,060円に決定) |
申込期間 | 3月16日から3月22日まで |
公募 | 310,000株 |
売出し | 199,200株 |
OA | 76,300株 |
吸収金額 | 34.5億円 |
想定価格 | 5,890円 |
初値価格 | 10,560円 |
ティーケーピーIPOの事業内容
ティーケーピーは、法人向け貸会議室ビジネスを中心に、遊休不動産を有効活用して空間を再生し、そこに付加価値を加えた快適な「場」「空間」「時間」を創出する空間再生流通事業を展開している企業です。
貸会議室ビジネスでは、不動産オーナーから遊休不動産もしくは稼働率の低い不動産を借り受け、貸会議場としてリニューアルし、主にポータルサイト「TKP貸会議場ネット」を集客ツールとして、貸会議室管理運営を行っています。
また、ティーケーピーの貸会議室ビジネスは、東京23区を含む国内の大都市圏にとどまらず、ニューヨーク、香港、シンガポールなどの海外へも展開しています。
さらに、ティーケーピーはオプションサービスとして、テレビ会議システム等の備品レンタルや、料飲サービス及び宿泊サービスなども行っています。
ティーケーピーIPOの業績
ティーケーピーIPOの売上高は、綺麗な右肩上がりで伸びており、利益も概ね順調に推移していますね。
ティーケーピーのIPO評価
ティーケーピーは、吸収金額が想定価格ベースで34.5億円と大きく、想定価格自体も5,890円と値がさなので、需給面にやや不安があります。
ただ、貸会議室ビジネスはユニークで、業績も好調なことから、事業内容は一定の評価を得られそうです。
よって、ティーケーピーのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ティーケーピーは、地合に大きく左右されそうですが、現時点では、公開価格をある程度上回る可能性が高そうです。
ティーケーピーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ティーケーピーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加するつもりです。ティーケーピーIPOは、当選枚数が少ないため、主幹事の野村證券を中心に、相性の良いSMBC日興証券や大和証券などにも申し込んで、当選を目指したいと考えています。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
藍澤證券 | 口座なし |
SMBCフレンド証券 | ネット口座での取扱いなし |
SBI証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB参加 |
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