トビラシステムズ(4441)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の4月9日から始まります。トビラシステムズは、モバイルや固定電話などの迷惑情報フィルタシステムを提供していることで関心を集めているようです。

ただ、トビラシステムズは同時上場のグッドスピードより規模が大きいので、資金分散の影響を受けるかもしれませんね。

トビラシステムズ

トビラシステムズ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名トビラシステムズ
コード4441
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
東海東京証券
いちよし証券
岡三証券
エース証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
上場日4月25日
仮条件決定日4月5日(2,100円~2,400円に決定)
ブックビルディング期間4月9日から4月15日まで
公開価格決定日4月16日(2,400円に決定)
申込期間4月18日から4月23日まで
公募95,000株
売出し689,000株
OA117,600株
吸収金額18.4億円
時価総額65.6億円
想定価格2,040円→公開価格:2,400円
初値価格5,420円

SMBC日興証券 オンライントレード

トビラシステムズIPOの事業内容

トビラシステムズは迷惑情報フィルタ事業として、悪質な迷惑電話や詐欺電話を防止する「トビラフォン」を自社で開発し、販売しています。

また、トビラシステムズは「トビラフォン」の電話番号データベース、迷惑電話番号解析アルゴリズムを活用して、スマートフォンやフィーチャーフォン等のモバイル端末及び固定回線向けのアプリやサービスを提供しています。

さらに、トビラシステムズは法人向けに「トビラフォン」の機能を強化した「トビラフォンBiz 光回線用」の販売なども行っています。

トビラシステムズの迷惑情報フィルタ事業

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モバイル向けフィルタサービスでは、ソフトバンクNTTドコモKDDIといった国内の主な通信キャリアと提携し、各通信キャリアが提供するオプションパックに含まれる複数のサービスの1つとして、自社の迷惑情報フィルタアプリを各通信キャリアのアプリという形で提供しています。

モバイル向けフィルタサービス

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トビラシステムズは、その他事業としてホームページの制作運営支援システム「HP4U」の販売及びシステムの受託開発等も行っています。

トビラシステムズIPOの業績

トビラシステムズの業績

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トビラシステムズIPOの業績は好調に推移していて、今後の成長性も期待できそうです。

トビラシステムズのIPO評価

トビラシステムズは、規模(吸収金額18.4億円)が大きめで、売出株(689,000株)も公募株(95,000株)よりかなり多いため、需給面にやや不安があります。

しかし、迷惑情報フィルタ事業はオレオレ詐欺などが社会問題化していることからも一定の評価を得られると思います。また、セキュリティというテーマ性でも注目されそうです。

よって、トビラシステムズのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。トビラシステムズIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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トビラシステムズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

トビラシステムズIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。主幹事の大和証券はもちろんのこと、今年のIPOで主幹事を数多く務めているSMBC日興証券や、IPO取扱銘柄数がトップクラスのSBI証券など、幅広く申し込むつもりです。

トビラシステムズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
SBI証券BB参加
東海東京証券BB参加
いちよし証券BB参加
岡三証券BB参加
エース証券口座なし
マネックス証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加

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