東海ソフト(4430)IPOのBB(ブックビルディング)が明後日(2月8日)から開始されます。東海ソフトは、IPOで不人気な東証2部銘柄ですが、規模の小ささで関心を集めると思います。

また、東海ソフトは2月に新規上場するIPOの中でも地味めですが、全体的に堅実な印象なので、そこそこの人気を集めそうですね。

東海ソフト

東海ソフト(東証2部及び名証2部IPO)のIPO基本情報

銘柄名東海ソフト
コード4430
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
むさし証券
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
東海東京証券
岡三証券
エース証券
カブドットコム証券
岡三オンライン証券
DMM.com証券
上場日2月27日
仮条件決定日2月6日(1,410円~1,500円に決定)
ブックビルディング期間2月8日から2月15日まで
公開価格決定日2月18日(1,500円に決定)
申込期間2月19日から2月22日まで
公募580,000株
(新株式発行:521,800株
自己株式の処分:58,200株)
売出し20,000株
OA90,000株
吸収金額8.9億円
時価総額29億円
想定価格1,290円→公開価格:1,500円
初値価格2,872円

SMBC日興証券 オンライントレード

東海ソフトIPOの事業内容

東海ソフトは、独立系ソフトウェア開発会社として、組込み関連事業、製造・流通及び業務システム関連事業、金融・公共関連事業などを展開しています。

組込み関連事業では、自動車をはじめ船舶・工事及び農業用特殊車両等に搭載されるECUのソフトウェア開発に係る車載関連の開発を行っています。

また、デジタル家電から自動販売機やATM(現金自動預け払い機)等の制御ソフトウェアの開発に係る民生・産業機器関連の開発も行っています。

組込み関連事業

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製造・流通及び業務システム関連事業では、工場の生産ラインや物流システムの搬送装置等を監視・制御するソフトウエア開発を中心とした製造・流通システム関連の開発及び、製造業向けの生産管理、在庫管理、品質管理等を中心とした業務システム関連の開発を行っています。

製造・流通及び業務システム関連事業

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金融・公共関連事業では、大手金融機関向けのソフトウェア開発及び各種省庁、地方自治体、大学、公益法人等のソフトウエア開発を行っています。

東海ソフトIPOの業績

東海ソフトの業績

(※画像クリックで拡大)

東海ソフトIPOの業績は、概ね堅調に推移していて特に問題なさそうです。

東海ソフトのIPO評価

東海ソフトは、IPOで不人気な東証2部及び名証2部への新規上場ですが、規模(吸収金額8.9億円)が小さいため、需給面で注目されると思います。

また、ソフトウェア開発事業は目新しさに欠けますが、AI(人工知能)IoT(モノのインターネット)に関する開発も行っており、業績も安定していることから、一定の評価を得られそうです。

よって、東海ソフトのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。東海ソフトIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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東海ソフトIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

東海ソフトIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加するつもりです。主幹事の野村證券を中心に、IPO幹事常連のSMBC日興証券SBI証券、前受金不要(事前入金不要)の岡三オンライン証券などに申し込もうと考えています。

東海ソフトIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
むさし証券BB参加
みずほ証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
SBI証券BB参加
東海東京証券BB参加
岡三証券BB参加
エース証券口座なし
カブドットコム証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加


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