東海道リート投資法人(2989)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の6月7日から始まります。
東海道リート投資法人は、2019年12月10日にIPO新規上場したSOSiLA物流リート投資法人(2979)以来、久々のリートIPOになります。
東海道リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 東海道リート投資法人 |
コード | 2989 |
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 静銀ティーエム証券 SMBC日興証券 マネックス証券 東海東京証券 |
上場日 | 6月22日 |
仮条件決定日 | 6月4日(98,000円~100,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月7日から6月11日 |
公開価格決定日 | 6月14日(100,000円に決定) |
申込期間 | 6月15日から6月18日まで |
公募 | 162,860口 |
売出し | 0口 |
OA | 8,140口 |
吸収金額 | 164億円 |
時価総額 | 170億円 |
想定価格 | 96,000円→公開価格:100,000円 |
初値価格 | 101,500円 |
東海道リート投資法人IPOの事業内容
東海道リート投資法人は、日本の東西中心地をつなぐ大動脈である東海道地域及び東海道周辺地域に着目し、その中でも日本を代表する産業集積を誇る静岡を核とする産業地域への重点投資を行っている総合型のリート投資法人です。
(※画像クリックで拡大)
東海道リート投資法人は、東海道地域等の中でも特に静岡を核とする産業地域に存する物流施設、産業系施設、産業インフラアセット、生活インフラアセットに投資することで、安定的なポートフォリオ構築と成長を図っています。
東海道リート投資法人IPOのポートフォリオ
東海道リート投資法人は、ヨシコン株式会社を軸とした静岡を核とする産業地域を支える産業系、物流系、インフラ系、金融・不動産系企業のスポンサーサポートを活用することで、投資主価値の向上を目指します。
ちなみに、メインスポンサーのヨシコン株式会社は1954年に創業し、その後コンクリート二次製品の製造販売という産業系の業態を経て、不動産事業まで幅広く事業展開しており、1993年には東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場しています。
東海道リート投資法人のIPO評価
東海道リート投資法人は、リートなので規模(吸収金額164億円)が大きいというほどではありませんが、IPOラッシュ中の4社同時上場なので、それでも需給面に不安があります。
また、リートIPOではスポンサーが重要なポイントになりますが、メインスポンサーのヨシコン株式会社はスポンサー力という点でやや弱いと言わざるを得ません。
よって、東海道リート投資法人のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。東海道リート投資法人IPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
※REIT(リート)IPOは通常のIPOと異なりますので、初心者の方は注意して下さい。
東海道リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東海道リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。参加する場合は、長期保有も視野に入れて参加するつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
静銀ティーエム証券 | 口座なし |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
マネックス証券 | BB検討中 |
東海東京証券 | BB不参加 |
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