坪田ラボ(4890)IPOのBB(ブックビルディング)が翌月の6月8日から始まります。坪田ラボは近視、ドライアイ、老眼の医薬品などを研究開発している慶應大学発のベンチャー企業です。
坪田ラボはホームポジションとジャパンワランティサポートとウェルネス・コミュニケーションズとの4社同時上場ですが、注目度はその中でも高そうですね。
坪田ラボ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 坪田ラボ |
コード | 4890(医薬品) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 三田証券 極東証券 楽天証券 マネックス証券 岡三証券 岡三オンライン |
上場日 | 6月23日 |
仮条件決定日 | 6月7日(450円~470円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月8日から6月14日 |
公開価格決定日 | 6月15日(470円に決定) |
申込期間 | 6月16日から6月21日まで |
公募 | 2,500,000株 (国内:1,901,800株 海外:598,200株) |
売出し | 1,340,000株 (国内:1,019,300株 海外:320,700株) |
OA | 576,000株 |
吸収金額 | 19.9億円 (国内:15.7億円 海外:4.1億円) |
時価総額 | 113.1億円 |
想定価格 | 450円→公開価格:470円 |
初値価格 | 794円 |
坪田ラボIPOの事業内容
坪田ラボは慶應義塾大学発ベンチャーで、近視、ドライアイ、老眼の新たな治療法の開発を目指しています。
近視、ドライアイ、老眼は、超高齢社会における健康長寿とQuality of Visionの観点から眼科医療領域において大きな課題と認識されていますが、いまだ原因療法が確立していないいわゆるアンメット・メディカル・ニーズ領域です。
坪田ラボはこれら3領域の患者に対して革新的なイノベーションによる研究開発成果を届けるため、提携大学と連携し先進的な研究を行っています。
坪田ラボは特にバイオレットライトによる近視進行抑制の研究に注力しています。
また、坪田ラボはその研究成果を評価するパートナー企業とともに共同開発を行い、新しい価値を提供する製品を上市しています。
坪田ラボIPOの事業領域
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坪田ラボは早期段階から大手企業との共同研究開発契約等の締結実績が多数あります。
坪田ラボIPOの上場企業との契約実績例
坪田ラボIPOのパイプライン
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IPOによる手取金の使途
- 実施許諾契約及び共同研究開発契約の売上原価(治験等の研究費)
- サイエンスの発見、知財化のための基礎研究費
- 研究員及びビジネス人財確保の採用費及び人件費
- 米国(ボストン)子会社の設立(資本金)として充当
- 当社有利子負債の返済資金
坪田ラボIPOの業績
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坪田ラボIPOの売上は急伸しており、利益もバイオベンチャーとしては珍しく黒字化していて好調そうです。
坪田ラボのIPO評価
坪田ラボは4社同時上場で、規模(吸収金額19.9億円)もそれなりにあるため、資金分散の影響が気になります。
ただ、坪田ラボは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)への販売も予定されいるため、海外での人気次第で状況が変わる可能性はあります。
また、近視、ドライアイ、老眼に特化した研究開発は社会的意義があり、業績も好調に推移しているため、事業面で関心を集めそうです。
よって、坪田ラボのIPO評価はCが妥当だと考えています。坪田ラボIPOは公開価格をやや上回ったところで初値形成すると予想しています。
坪田ラボIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
坪田ラボIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ参加するつもりです。主幹事のSMBC日興証券だけでなく、SBI証券やマネックス証券などにも申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
三田証券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
楽天証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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