うるる(3979)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の2月28日から始まります。うるるIPOは、ほぼ日IPOとの同時上場となります。
うるるIPOからは、多くの銘柄のBB(ブックビルディング)期間が重なってくるので、資金管理が重要になってきますね。
うるる(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | うるる |
コード | 3979 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 いちよし証券 エース証券 丸三証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 岡三証券 |
上場日 | 3月16日 |
仮条件決定日 | 2月27日(2,840円~3,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月28日から3月6日まで |
公開価格決定日 | 3月7日(3,000円に決定) |
申込期間 | 3月8日から3月13日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 1,025,800株 |
OA | 191,300株 |
吸収金額 | 41.7億円 |
想定価格 | 2,840円 |
初値価格 | 3,330円 |
うるるIPOの事業内容
うるる(ULURU)は、クラウドワーカーという新しい労働力を活用して、今までにない価値を提供する「CGS事業」、CGSを創出するクラウドワーカーのプラットフォームである「クラウドソーシング事業」、CGSを生み出すために顧客ニーズと市場トレンドをつかむアンテナ役である「BPO事業」を展開しています。
ちなみに、CGSとは(Crowd Generated Service)の頭文字をとった造語で、クラウドワーカーを活用した事業のことです。
代表的なCGSである入札情報速報サービス「NJSS」では、官公庁や公的機関のサイトに公示されている入札案件を、NJSSスタッフが目視・手作業(一部プログラム収集)で収集を行い、NJSS上に情報掲載してユーザーに提供しています。
うるる(ULURU)はその他にも、クラウドワーカーと企業のお仕事マッチングサイト「シュフティ」、「満足できる園探し、安心できる園生活をサポートする「園ナビ」、幼稚園・保育園向け写真販売システム「園ナビフォト」、空き家問題を解決する「空き家活用ポータル」など、様々なサービスを提供しています。
うるるIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
うるるIPOの売上高は、概ね順調に推移していますが、利益はようやく黒字転換が見えてきたところですね。
うるる(ULURU)のIPO評価
うるる(ULURU)は、やはり売出株の多さ(公募株の約4倍)が一番気になります。また、うるる(ULURU)は、規模(吸収金額41.7億円)が大きいため、資金分散の影響も大きそうです。
ただ、うるる(ULURU)のクラウドワーカーを活用したビジネスモデルは、クラウド関連として一定の評価を得られそうです。
よって、うるる(ULURU)のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。うるるIPOは、規模の大きさが懸念材料ですが、それでも公開価格をやや上回る可能性が高そうです。
うるるIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
うるるIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。特に、主幹事の野村證券は、前受金が不要なので、ありがたいですね。
また、平幹事の中では、SMBC日興証券とマネックス証券は押さえておきたいところです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
大和証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
いちよし証券 | BB不参加 |
エース証券 | 口座なし |
丸三証券 | BB検討中 |
マネックス証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
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