unerryのIPO評価とBBスタンス！ビッグデータ関連IPO | IPO初値予想 IPO株ビギナーの投資日誌

unerry（5034）IPOのBB（ブックビルディング）が7月12日から開始されます。

unerryは実社会の行動をデータ蓄積・AI解析してワンストップで施策を実現するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank®︎」を運営しています。

unerryはHOUSEIとの同時上場になりますが、どちらも小型なので何とかなりそうですね。

unerry（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	unerry
コード	5034（情報・通信業）
主幹事証券	SMBC日興証券
幹事証券（委託含む）	SBI証券みずほ証券いちよし証券楽天証券岩井コスモ証券松井証券極東証券マネックス証券丸三証券
上場日	7月28日
仮条件決定日	7月11日（1,170円～1,290円に決定）
ブックビルディング期間	7月12日から7月19日
公開価格決定日	7月20日（1,290円に決定）
申込期間	7月21日から7月26日まで
公募	140,000株
売出し	327,600株
OA	70,100株
吸収金額	6.3億円
時価総額	41.3億円
想定価格	1,170円→公開価格：1,290円
初値価格	3,000円

unerryはリアル行動ビッグデータとAI解析を活用して施策実施を実現するプラットフォーム「Beacon Bank®︎」を独自開発し、小売と街づくりに必要な「分析・可視化」「行動変容」「One to One」の3つのサービスを提供しています。

分析・可視化サービスの「ショッパーみえーる」は全国4.5万店（2022年５月末時点）における来店者のリアル行動データをAIで推定することで、商圏の把握や競合店舗とのシェア比較、来店客の新規・リピーターの割合や属性、細かな行動嗜好等を一目で把握することができる可視化ツールです。

行動変容サービスの「Beacon Bank AD」は小売事業者や消費財メーカー等に対し、リアル行動ビッグデータのAI解析により来店可能性が高い顧客群と商圏を発見し、当該顧客群を中心にSNSや動画等で情報を配信することで消費者等の行動変容を促す広告サービスを提供しています。

One to Oneサービスの「Beacon Bank 1to1」は小売事業者や商業施設運営事業者に対し、人流以外の様々なデータをユーザ許諾を得て統合するデータベースと連携し、1人1人へのパーソナル体験をLINE・アプリ・Web・デジタルサイネージで届けるシステムソリューションを提供しています。

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unerry（5034）IPOの売上は理想的な右肩上がりで、利益も今期になって一気に黒字化が見えていて、今後に期待できそうですね。

unerryはHOUSEIとの同時上場ですが、約3週間ぶりのIPOで規模（吸収金額6.3億円）も小さいため、それでも需給面で関心を集めそうです。

また、unerryはIPOで人気のビッグデータ、AI、SaaSというテーマ性があるため、事業面でも人気を集めると思います。

よって、unerryのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。unerry（5034）IPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

unerry（5034）IPOのBB（ブックビルディング）は、当然ながら全力で臨む予定です。

主幹事のSMBC日興証券をはじめ、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。