visumo(303A)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の12月11日からスタートします。
visumo(ビジュモ)はビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」を開発・運営しています。
visumoはIPOラッシュ終盤でのGVA TECHとフォルシアとの3社同時上場になるため、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。
visumo(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | visumo |
コード | 303A(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 12月26日 |
仮条件決定日 | 12月10日(750円~770円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月11日から12月17日まで |
公開価格決定日 | 12月18日(770円に決定) |
申込期間 | 12月19日から12月24日まで |
公募 | 137,000株 |
売出し | 532,000株 |
OA | 100,300株 |
吸収金額 | 5.8億円 |
時価総額 | 12.3億円 |
想定価格 | 750円→公開価格:770円 |
初値価格 | 1,036円 |
visumo(303A)IPOの事業内容
visumoは「誰でも簡単にデジタル活用ができる世界を創る」という創業理念のもと、ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」の開発及びサービス提供を行っています。
「visumo」では、ノーコード・ワンタグでSNSに消費者やインフルエンサーによって投稿されたUGC及び自社で作成した動画等を、直感的な操作で誰でも簡単にオウンドメディアに転載することや、店舗スタッフが写真・動画・コメントを自社サイトに投稿することができるため、ユーザーやスタッフなど様々な視点からの情報提供が可能となり、CX(ブランド体験深掘・購買意欲増加など)向上に繋げることができます。
visumoは下記の代表的な機能に加え、visumoに集めたコンテンツをAIを用いてユーザーの閲覧行動に合わせてレコメンド表示させる機能もあり、ユーザーが気になるコンテンツが次々と現れることにより、偶発的な出会いをユーザーに提供することが可能となっています。
visumoは2017年9月にサービスを開始して以降、順調に導入社数を増やしており、2020年8月末で累計導入社数200社、2022年4月末で500社、2024年4月末で累計導入社数は800社超、アクティブ社数は2024年9月末時点で649社となっています。
また、取引先の業種としては、アパレルや化粧品、日用品などを中心に、飲食や百貨店等、幅広い業種に導入されています。
導入企業例
IPOによる手取金の使途
- 採用費
- 増加人件費
visumo(303A)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
vizumoの売上は理想的な右肩上がりで、利益もバラついてはいるものの堅調に推移しているようです。
visumoのIPO評価
visumoはGVA TECHとフォルシアとの3社同時上場というだけでなく、親子上場(ソフトクリエイトホールディングスの子会社)でもありますが、小型(吸収金額5.8億円)なので、それでも需給面で注目されそうです。
また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのもプラス要素です。
さらに、visumoはIPOで人気化しやすいIT関連事業を展開していて、業績も好調に推移しているため、事業面でも関心を集めると思います。
よって、visumoのIPO評価はBが妥当だと考えています。visumo(303A)IPOは公開価格の1.5倍を上回る初値が付くと予想しています。
visumo(303A)IPOの初値予想
visumo(303A)IPOの初値予想は、仮条件決定後(12月10日以降)に追記させていただきます。
1,150円 (想定価格比:+380円)
visumo(303A)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
visumo(303A)IPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加する予定です。
visumoの幹事団は主幹事の大和証券と平幹事のSBI証券の2社だけなので、どちらも申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
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