ウイングアーク1st(4432)IPOの仮条件が発表されました。ウイングアーク1stは、これまで二度にわたってIPO新規上場を中止しているため、三度目の正直になるのかと変な意味で注目されているようです。
また、ウイングアーク1stはヒューマンクリエイションホールディングスとの同時上場なので、資金分散の影響を受けるかもしれませんね。
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ウイングアーク1stのIPO仮条件
1,440円~1,590円
ウイングアーク1stのIPO仮条件は、想定価格の1,490円を挟んで上方にやや広く設定されています。ウイングアーク1stは、これまでのごたごたや前評判が低かったわりに、やや強気の仮条件にも見えます。
ただ、公開価格が仮条件の上限で決まればの話なので、まずは公開価格が仮条件の上限で決まるかどうかに注目です。
ちなみに、ウイングアーク1stのIPO公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は182.2億円から194.5億円にアップします。
ウイングアーク1stのIPO初値予想
1,440円⇒1,590円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:1,590円~1,750円)
ウイングアーク1stは、過去に二度もIPO新規上場を中止しているため、印象が良くありません。
また、ウイングアーク1stは東証1部にしては規模(吸収金額194.5億円)が大きいわけではありませんが、公募株ゼロで売出株のみの再上場(2013年に東証2部から上場廃止)IPOなので、それでも需給面で警戒されそうです。
さらに、ウイングアーク1stは3月のIPO第一弾ですが、ヒューマンクリエイションホールディングスとの同時上場なので、資金分散の影響を受ける可能性もあります。
よって、ウイングアーク1stの初値は今のところ公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ウイングアーク1stのIPO幹事団
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
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幹事証券 | モルガン・スタンレーMUFG証券 みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 |
ウイングアーク1st(4432)IPOは当選枚数が多いため、主幹事の野村證券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券なら、かなり期待できそうです。
ただ、ウイングアーク1stはリスクが高めのIPOなので、慎重に見極める必要があると思います。
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