ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の(2月26日)からスタートします。ウイングアーク1stは、IPOで不人気の再上場案件ということで警戒されると思います。
残念ながら上場中止です!
また、ウイングアーク1stは人気化必至のサーバーワークスとの同時上場なので、資金分散の影響も受けそうですね。
ウイングアーク1st(東証1部又は2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ウイングアーク1st 上場中止 |
コード | 4432 |
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 3月13日 |
仮条件決定日 | 2月25日(1,690円~1,970円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月26日から3月1日まで |
公開価格決定日 | 3月4日 |
申込期間 | 3月5日から3月8日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 20,955,000株 (国内:12,941,400株 海外:8,013,600株) |
OA | 1,941,200株 |
吸収金額 | 451.1億円 |
時価総額 | 614.6億円 |
想定価格 | 1,970円 |
初値価格 | 上場中止 |
ウイングアーク1st(4432)IPOの事業内容
ウイングアーク1stは、スマートフォンやIoTの普及により、日々産み出される様々なデータ(ビッグデータ)を活用して、企業や社会に様々な価値をもたらすソフトウェア及びサービスの提供を行っています。
ウイングアーク1stは、企業の基幹業務を支える「ソフトウェア基盤(SP)ソリューション」と、様々なデータを活用して今までにない新たな価値を生み出す「データエンパワーメント(DE)ソリューション」を主な事業として展開しています。
主力製品である「SVF」は、帳票開発の効率化と多様な出力要件に応えるための帳票基盤ソリューションで、帳票市場(帳票運用製品)における市場シェアの69%を占めています。
ウイングアーク1stは、その他にも帳票クラウドサービス「SVF Cloud」、電子活用ソリューション「SPA」、集計・分析プラットフォーム「Dr.Sum」、情報活用ダッシュボード「MOTION BOARD」なども提供しています。
ウイングアーク1st(4432)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ウイングアーク1st(4432)IPOの業績は3期分しかありませんが、堅調に推移していて問題なさそうです。
ウイングアーク1stのIPO評価
ウイングアーク1stは再上場というだけでなく、規模(吸収金額451.1億円)も大きいため、需給面にかなり不安があります。
また、ウイングアーク1stは公募株ゼロの売出株のみなので、ファンドの出口案件としても警戒されそうです。
さらに、人気化しそうなサーバーワークスIPOとの同時上場という点もマイナスに働くと思います。
よって、ウイングアーク1stのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ウイングアーク1st(4432)IPOの初値は、公開価格を割れる可能性もあると予想しています。
ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ウイングアーク1stは、3月に新規上場するIPOの中でもリスクが高めなので、あえて参加する必要は無いと考えています。
ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB不参加 |
大和証券 | BB不参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB不参加 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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